外交部(外務(wù)?。─?3日の定例記者會見で、汪文斌報(bào)道官が福島原発汚染水海洋放出設(shè)備の試運(yùn)転開始について質(zhì)問に答えた。
【記者】日本の東京電力が12日から、福島原発汚染水の海洋放出設(shè)備の試運(yùn)転を2週間の計(jì)畫で開始したと報(bào)道された。日本メディアの分析では、日本政府は6月末に海洋放出の準(zhǔn)備作業(yè)を完了するとともに、國際原子力機(jī)関(IAEA)タスクフォースが最終報(bào)告書を発表してから海洋放出を開始する。このことについて、中國側(cè)としてコメントは。
【汪報(bào)道官】日本政府が原発汚染水海洋放出設(shè)備の試運(yùn)転を開始したことは、日本側(cè)が原発汚染水の海洋放出の一方的な強(qiáng)行へとまた一歩進(jìn)んだことを意味する。日本の福島原発汚染水の海洋放出は全世界の海洋環(huán)境と人々の健康に関わり、日本一國の事ではない。日本側(cè)が國內(nèi)外の強(qiáng)い反対を顧みず、原発汚染水の海洋放出の推進(jìn)を強(qiáng)行することは、無責(zé)任であり、支持されない。
日本はこれまで、原発汚染水の海洋放出が安全で無害であることを証明できていない。日本側(cè)の発表したデータは、処理後の原発汚染水の70%近くが基準(zhǔn)に達(dá)していないことをはっきりと示している。だが、日本側(cè)は「処理水」という言葉を使って原発汚染水の海洋放出による不確定なリスクの隠蔽を試みている。100萬トンに上る原発汚染水の海洋放出は太平洋諸國の生態(tài)環(huán)境、食品の安全、人々の健康にどのような影響を與えるのか?日本側(cè)はこれまで十分な科學(xué)的証拠、データを示せていない。
中國側(cè)は日本側(cè)に対して、國際的義務(wù)を忠実に履行し、海洋放出計(jì)畫の推進(jìn)の強(qiáng)行を止め、海洋放出以外の処分案を十分に研究?論証し、原発汚染水をしっかりとした科學(xué)的で安全かつ透明性のある方法で処分するとともに、厳格な國際的監(jiān)視を受け入れるよう強(qiáng)く促す。日本側(cè)が「覆水盆に返らず」の狀況は作らず、直ちに足をとどめることを希望する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月14日