日本の防衛(wèi)省は先ごろ、2023年版「防衛(wèi)白書」（以下「白書」）を正式発表し、引き続き周辺の軍事的脅威を誇張?宣伝するほか、日本の防衛(wèi)戦略の転換の重點(diǎn)についても詳細(xì)に明らかにした。中國國防報が伝えた。

これまでと異なり、今年の「白書 」は本文の前に「激変する時代～10年の変化」と「國家防衛(wèi)戦略」の2つの特集を特に設(shè)け、2013年以降に自衛(wèi)隊(duì)が「専守防衛(wèi)」を「小走りで」突破し続けてきた手法を整理した。

白書は過去10年を総括した上で、日本は「戦後、最も厳しく複雑な安全保障環(huán)境に直面している」とし、さらに「相手の能力と新しい戦い方に著目した防衛(wèi)力の抜本的強(qiáng)化を行う必要がある」「國力を総合した國全體の防衛(wèi)體制の強(qiáng)化を、戦略的発想を持って一體として実施することこそが、わが國の抑止力を高める」とした。白書は周辺諸國の軍事費(fèi)、兵器?裝備の発展、軍事活動の狀況を多くの紙幅を割いて列挙し、自らが被害者であるとの視點(diǎn)に立ち、將來起こりうる軍事的脅威を誇張することで、日本の防衛(wèi)戦略変更の必要性と緊迫性を説明している。

こうした動きについて、「日本が過去10年間の軍事力整備の狀況を総括したことには、平穏で漸進(jìn)的な防衛(wèi)戦略に別れを告げるという意図がある。今後、日本は新版『國家安全保障戦略』など安保政策文書を指針として、防衛(wèi)力を整備し、さらに急進(jìn)的に防衛(wèi)戦略を変更し、戦闘指向をより顕著にするだろう。近年、日本は『専守防衛(wèi)』を突破し、『平和憲法』を空文化する道を突き進(jìn)んでいる。こうした動きが少なからぬ國々の警戒と抗議を招くことは必至だ」と分析されている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月7日