中國(guó)人男性に嫁いだウガンダ人女性の里帰りの旅がネットで大きな話題に
ここ數(shù)日、中國(guó)人男性に嫁いだウガンダのローズさんが帰國(guó)した時(shí)のエピソードが、中國(guó)國(guó)內(nèi)外の多くのネットユーザーの心を鷲摑みにしている。8年ぶりにウガンダへ里帰りしたローズさんと、初めてアフリカに行って妻の母親に會(huì)った夫の呉建雲(yún)さんに、どんなことが起きたのだろうか?
浙江省の農(nóng)村の暮らしに溶け込むローズさんのショート動(dòng)畫が大人気に
ローズさんは中國(guó)では1300萬(wàn)人以上のフォロワーを持つ超人気インフルエンサー。彼女が人気者になるまでのいきさつは、不思議な引き合わせによるものだと言えるもしれない。
1993年生まれのローズさんは、貧しい家庭で育ち、中學(xué)を卒業(yè)してすぐに家を出て、ウガンダの首都カンパラにある家具工場(chǎng)で働くようになった。ローズさんはそこで出會(huì)った中國(guó)?浙江省出身の女性と親しくなり、この女性を通じてそのいとこに當(dāng)たる?yún)窑丹螭趣庵旰悉?、後に?guó)際結(jié)婚するきっかけとなった。
8年前、ローズさんは一人で浙江省麗水市の田舎の村を訪れ、ネット上で知り合った呉さんと実際に會(huì)うことにした。そして、聡明で頭の回転が良く、勤勉で堅(jiān)実なローズさんはすぐに現(xiàn)地に溶け込んでいった。近年、ショート動(dòng)畫が大人気となっていることを背景にして、ローズさんは「新しい仕事」を見つけた。ショート動(dòng)畫プラットフォームで日常生活を捉えた動(dòng)畫を投稿するようになったのだ。すると、約1年で、フォロワー數(shù)が1千萬(wàn)人以上に達(dá)した。
アフリカ人の女性が中國(guó)でネット有名人になれたのはなぜなのかと思う人も多いかもしれない。実際には、その「奇跡」には「れっきとした理由」がある。
人気の秘密は、海をはるばる渡って中國(guó)にやって來(lái)たローズさんが醸し出すギャップとサプライズ感だ。遙か遠(yuǎn)くの中國(guó)浙江省の村に嫁いだアフリカ人女性は、そこでの生活に適応することができるのだろうか?ショート動(dòng)畫を見ると、そこには麗水市の方言を流暢に話し、おいしい料理を作り、各種農(nóng)作業(yè)をこなすローズさんが映っている。そうした動(dòng)畫を見ると、疑問(wèn)は少しずつ消えていき、やがて彼女が大きな才能を潛めていることに気付くようになる。
ショート動(dòng)畫を見ると、ローズさんは農(nóng)村の家の臺(tái)所で、鍋を火にかけ、油を入れて鍋を熱し、食材を炒めている。ローズさんは慣れた手つきで、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)の大盤鶏(鶏肉とジャガイモのスパイシー煮込み)や重慶の麻辣香鍋(肉や野菜を炒めたピリ辛料理)、四川省の鉢鉢鶏(串に刺した食材を煮てピリ辛ダレに漬けた料理)といった各地の名物料理を次々と作っている。彼女の手に掛かれば、浙江省の黃粿(うるち米を餅狀にしたもの)や広東省の鉢仔糕(鉢のようなお碗で蒸して作るういろうのようなデザート)、貴州省の灰豆腐(灰をまぶして炒めた豆腐を干したもの)といった、各地のご當(dāng)?shù)廿哎毳幛猡证挝铯馈?/p>
中國(guó)の農(nóng)村の日常に多くの人が「癒し」を得ている。生活や仕事のリズムは速くなる一方という人が多い中、ローズさんのショート動(dòng)畫を見ると、時(shí)間がゆっくりと流れるように感じる。あるネットユーザーがコメントしているように、「彼女の動(dòng)畫を見ると、農(nóng)村を舞臺(tái)にした癒し系のドラマを見ているような気分になる」のだ。
ウガンダへの里帰りの旅にネットユーザーが注目
今回、ローズさんが再び大きな話題となっているのは、中國(guó)の農(nóng)村の暮らしではなく、しばらく前に中國(guó)から遠(yuǎn)く離れたウガンダに帰國(guó)し、実家へ里帰りした時(shí)の様子を紹介している動(dòng)畫がきっかけだ。では、その里帰りの旅に數(shù)多くのネットユーザーが注目しているのはなぜなのだろうか?
飛行場(chǎng)でローズさんらを迎えた在中國(guó)ウガンダ大使
まず、ローズさんの「アフリカ里帰りの旅」はハラハラドキドキで、見る人の心を鷲摑みにしている。では、8年ぶりにウガンダに里帰りしたローズさんと、初めてアフリカに行って岳母に會(huì)った呉建雲(yún)さんに、どんなことが起きたのだろうか?
既に投稿されている動(dòng)畫を見ると、今回の里帰りの旅は何が起きるか予測(cè)不可能な旅となっている。例えば、8年ぶりの里帰りだからか、なんとローズさんは途中で道に迷ってしまう。さらに、車を走らせているとタイヤがパンクし、途中でエンジンが故障してしまうなど、その里帰りの旅はまるで波亂萬(wàn)丈の映畫のようで、ネットユーザーは興味津々となっている。
次に、多くのネットユーザーが自主的に「応援団」となり、ローズさんの里帰りの旅に常に注目。動(dòng)畫には呉さんを勵(lì)ます応援メッセージを數(shù)多く寄せられている。
ウガンダの実家でローズさんが一番心配していたのは、いつも身體の痛みを感じている母親の體調(diào)だ。今回の里帰り中、ローズさんは母親を連れて首都カンパラへ行き、中國(guó)?ウガンダ友好病院で全身を検査してもらった。この病院は現(xiàn)地で最も良い病院の一つで、中國(guó)政府の支援で建設(shè)された。寫真はローズさんの母親の検査を行う中國(guó)ウクライナ支援醫(yī)療チームのリーダー?郭致平醫(yī)師。
今回、ローズさんはウガンダに1ヶ月滯在する予定だ。その間に、彼女は夫や子供と一緒に親戚に會(huì)いに行ったほか、母親の検査のために中國(guó)の支援で建設(shè)された病院にも行っている。さらに、現(xiàn)地メディアの取材に応じたり、農(nóng)業(yè)技術(shù)の提攜の段取りをしたりと、ネットユーザーにとっては、バーチャル空間で海を渡り、アフリカの様子を沒(méi)入型體験したり、中國(guó)とアフリカの親睦を描く感動(dòng)のエピソードを聞いたりする機(jī)會(huì)となっている。
カンパラの街中でローズさんが見かけた中國(guó)人の作業(yè)員。彼らは道路建設(shè)のために浙江省からウガンダに來(lái)た作業(yè)員で、パイプの埋設(shè)作業(yè)を行っていた。
多くの浙江省の人々がアフリカで懸命に働いており、ウガンダを含むアフリカの多くの國(guó)が華僑にとって第二の故郷となっている。肌の色や言葉、文化などは違うものの、人と人を繋ぐ素樸な「人情味」は同じだ。そのような真心があるからこそ、ローズさんのような國(guó)際結(jié)婚のエピソードが生まれ、中國(guó)とウガンダが友好関係を築き、さらには中國(guó)とアフリカの間に時(shí)が経つほど強(qiáng)くなる絆が生れている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月10日
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