中國(guó)の科學(xué)研究チーム、稲の完全なリファレンスゲノムを発表
稲は重要な食用作物で、そのゲノムアセンブリは稲の育種にとって重要な意義がある。中國(guó)農(nóng)業(yè)科學(xué)院深圳農(nóng)業(yè)ゲノム研究所が23日に明らかにしたところによると、同研究所は海南省崖州灣実験室、中國(guó)水稲研究所、中國(guó)農(nóng)業(yè)科學(xué)院作物科學(xué)研究所、揚(yáng)州大學(xué)などの複數(shù)の機(jī)関と共同で稲の完全なリファレンスゲノムを発表した。全ゲノム全染色體のテロメアからテロメアへのギャップフリーアセンブリを?qū)g現(xiàn)し、稲育種研究に新たな有力ツールと重要なビッグデータの基礎(chǔ)を提供している。これに関連する研究成果はこのほど學(xué)術(shù)誌「分子植物」(Molecular Plant)に掲載された??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。
稲品種「日本晴」のドラフトゲノムが2005年に発表され、稲の研究が正式にゲノミクス時(shí)代に入った。
その後、「日本晴」リファレンスゲノムは2013年にさらに更新され、ゲノムアセンブリの結(jié)果及びゲノムアノテーションが大幅に改善され、稲の標(biāo)準(zhǔn)リファレンスゲノムとなり、現(xiàn)在まで使用されている。しかし、當(dāng)時(shí)のシーケンシング及びアセンブリ技術(shù)の制限により、同ゲノムは複雑構(gòu)造エリアのアセンブリで全長(zhǎng)3%前後のギャップが存在する。これらのギャップは稲育種の研究の妨げになった。
論文の連絡(luò)著者で、中國(guó)農(nóng)業(yè)科學(xué)院深圳農(nóng)業(yè)ゲノム研究所研究員の商連光氏は、「そのため、研究チームは『日本晴』を材料とし、新世代シーケンシング技術(shù)を総合的に利用し、『日本晴』リファレンスゲノムの完全なアセンブリを行った。そのサイズは385.7百萬(wàn)塩基対で、すべての染色體のテロメアからテロメアまでが1本の完全で連続的な配列によって組み立てられ、塩基の精度は99.9999%以上。最新のアセンブリにより追加された12.5百萬(wàn)塩基対のゲノム配列は、主に稲ゲノムの構(gòu)造が最も複雑なリボソームDNA配列、セントロメア部位、複合トランスポゾン配列、テロメア部位などのロックを解除し、ギャップによる複數(shù)の遺伝構(gòu)造ミスを修正し、1324のタンパク質(zhì)コーディングゲノムアノテーションを追加した。同研究は稲育種研究の重要な理論的基礎(chǔ)を固めた」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月24日
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