「一帯一路」沿線國(guó)の食糧生産をサポートする中國(guó)の「紅蓮稲」
パキスタンのパンジャブ大學(xué)から來た2人の教授がこのほど、湖北省羅田県河鋪鎮(zhèn)にある中國(guó)?パキスタン紅蓮型ハイブリッド稲共同研究センターを訪れ、耐高溫新品種の研究開発狀況について交流した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
紅蓮型ハイブリッド稲は中國(guó)工程院院士で、武漢大學(xué)教授の朱英國(guó)氏がチームを率いて育成したオリジナルの科學(xué)研究成果で、世界で公認(rèn)されるハイブリッド稲3大細(xì)胞質(zhì)タイプの一つだ。生産量が多く、米の質(zhì)が良く、適応性が高く、高溫や病蟲害に強(qiáng)いといった特徴がある。大まかな統(tǒng)計(jì)によると、世界の紅蓮型ハイブリッド稲栽培面積は累計(jì)で3000萬ヘクタールを超えている。
武漢大學(xué)は2021年にパンジャブ大學(xué)と共同で、羅田県河鋪鎮(zhèn)に中國(guó)?パキスタン紅蓮型ハイブリッド稲共同研究センター羅田拠點(diǎn)を建設(shè)した。同拠點(diǎn)の同品種の栽培面積は現(xiàn)在までで約466.7ヘクタール近くにのぼる。
「紅蓮型ハイブリッド稲は高溫と干ばつと病蟲害に強(qiáng)く高品質(zhì)で、『一帯一路』(the Belt and Road)沿線國(guó)での栽培に特に適している」。中國(guó)?パキスタン紅蓮型ハイブリッド稲共同研究センターのセンター長(zhǎng)を務(wù)める武漢大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院教授の朱仁山氏は、「『紅蓮稲』は現(xiàn)在すでにパキスタン、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、ベトナムなどの國(guó)で広く推進(jìn)されている?!杭t蓮稲』は、中國(guó)のハイブリッド稲種子の年間輸出に占める割合が最も高い」と説明した。
パンジャブ大學(xué)のアシファク教授は、「同センターは過去3年にわたり、拠點(diǎn)建設(shè)、會(huì)議開催、人的交流?研修など複數(shù)の形式を通じ、紅蓮型ハイブリッド稲のパキスタンにおける栽培と拡大を力強(qiáng)く推進(jìn)してきた。新品種も現(xiàn)地の農(nóng)家及び政府當(dāng)局から広く注目され、好評(píng)を博し、多くの種子の注文が入った」と述べた。
朱氏は、「同センターは現(xiàn)在、紅蓮型ハイブリッド稲品種の高溫と痩せた土地に強(qiáng)く、アミロースが多く、生産量が高いといった特徴の掘り起こしに取り組んでおり、生態(tài)試験及び現(xiàn)地化研究開発を行っている。またパキスタン及びその他の「一帯一路」沿線國(guó)に適した新品種を開発し、より多くの「一帯一路」沿線國(guó)と成果を共有するようにしている」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月16日
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