セミの鳴き聲が賑やかな夏になると、広西壯（チワン）族自治區(qū)平南県は、ライチの収穫期を迎える。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

丹竹鎮(zhèn)七三ライチ園に入ると、ライチの木々にはほのかな甘い香りを漂わせる実が鈴なりになっていた。

ライチ園の責(zé)任者?梁倹栄さんは、「1973年にできた當(dāng)園のライチの木はほとんどが樹齢50年。でも、今でもとても元?dú)荬?。ライチの木の栽培面積は約11ヘクタールで、生産量は年間250トンから300トンほど」と説明する。

樹齢は50年に達(dá)するものの、ライチの木には栄養(yǎng)が行き渡っており、バランスよく生長(zhǎng)し、見た目もとても良い。他の改良されたライチの品種と比べると、ライチ本來(lái)の食感が特徴で、果実は口當(dāng)たりがよく、ゼリーのような食感で、さっぱりと甘くとてもおいしい。

ライチ園に繋がる道には車両が頻繁に行き來(lái)していた。山西省から來(lái)た業(yè)者は同日、ライチ約10トンを仕入れる予定といい、鮮度を保つための氷を運(yùn)ぶよう、作業(yè)員らに指示を出していた。他の生鮮食品と比べると、ライチは鮮度が落ちやすく、3日から4日ほどで変色したり、味が変わったりしてしまう。しかし、コールドチェーン技術(shù)や物流輸送が発展し、他の地域向けのライチ販売に下支えが提供されるようになり、平南県のライチが中國(guó)全土の市場(chǎng)に出回るようになっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年7月13日