江蘇省の常州駅で7月2日、停車中の列車とプラットホームの隙間に、1歳の赤ちゃんが転落する事故があった。それを目にした駅員の江麗君さんが、すぐに線路に降りて、赤ちゃんを救出した。
江さんは、赤ちゃんが転落した時、ちょうどプラットホームをパトロール中だったという。
7月2日夜7時54分、高速列車が停車していた常州駅のプラットホームで、赤ちゃんが突然列車に向かって走り出し、保護者がすぐさま追いかけたが、追いつく前に赤ちゃんは列車とプラットホームの隙間に落下してしまった。列車はすぐにも発車する可能性があったため、あわや大慘事となりかねない事態(tài)となった。
緊急事態(tài)が生じたことを知ったプラットホームの駅員は、すぐに列車の運転士に連絡(luò)した上で、救出を試みた。転落して大聲で泣く赤ちゃんを見て、小柄な江さんは、腕にかすり傷を作りながら、列車とプラットホームの隙間から線路に降りて、赤ちゃんを救出。わずか35秒の救出劇だった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月5日