中國各地が夏本番に突入し、厳しい暑さとなる中、浙江省の杭州地下鉄は28日から、乗客が「強(qiáng)冷房車」と「弱冷房車」を選べる地下鉄列車を打ち出した。列車の前方?後方2車両は「弱冷房車」で設(shè)定溫度は26度。一方、その他の車両は「強(qiáng)冷房車」で車內(nèi)の設(shè)定溫度は24度から25度となっている。今後全線の列車に「強(qiáng)冷房車」と「弱冷房車」の表示を設(shè)置して、乗客が必要に応じて乗る車両を選ぶことができるようにする計畫となっている。
杭州市地鉄集団の関係責(zé)任者によると、6月初め、杭州の多くの市民から、「地下鉄の冷房が効きすぎていて寒い」という要望が寄せられた一方で、梅雨に入って蒸し暑くなり、「地下鉄の冷房をもっと効かせてほしい」という要望も寄せられるようになった。そのため、「強(qiáng)冷房車」と「弱冷房車」の両方を設(shè)置して、異なる要望に合わせ、乗客が少しでも快適に移動できるように取り組んでいうという。
取材では、北京や上海、重慶、広州、深セン、合肥、成都、廈門(アモイ)、貴陽、済南、太原、寧波、紹興、瀋陽、南昌、武漢、常州、青島、無錫、西安、長春、大連、合肥、福州、石家荘、鄭州といった都市の地下鉄でも「強(qiáng)冷房車」と「弱冷房車」が設(shè)置されていることが分かった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月30日