ビーチパラソルに身を寄せ合いながら雨宿りする人々が「微笑ましい」と話題に
9月30日夜、突如大雨に見舞われた重慶市で、観光客や歩行者、警察官、警備員らが1本のビーチパラソルの下で、身を寄せ合いながら雨宿りする様子を映した動(dòng)畫がネットで話題になっている。動(dòng)畫を見ると、人々は身を寄せ合いながらも、おしゃべりしたり、笑顔を浮かべていたりして、思わず見ている方もほほえましい気分にしてくれる。
動(dòng)畫に映っていた警察官の夏英柯さんは取材に対して、「9月30日夜、突然の大雨に見舞われた。當(dāng)時(shí)はちょうど千廝門大橋で勤務(wù)中だった。近くいた焼きソーセージ売りの露天商が、自分に『早くビーチパラソルの下で雨宿りしないと、風(fēng)邪ひいちゃうよ』と親切に言ってくれた」と當(dāng)時(shí)の狀況を語った。
最初、パラソルの下で雨宿りをしていたのは2、3人ほどだったが、數(shù)分もすると雨宿りをしようと観光客たちが次々集まって來て、たちまち「満員御禮」になってしまったのだという。中高年の男女や若い男女がいたものの、みんな雨に気分を害された様子もなく、おしゃべりしたり、笑いあったりしており、パラソルの縁を手でそっと持ち上げている男性や、嬉しそうに手を伸ばして落ちてくる雨水で遊ぶ男性もおり、みんなまるで子どものようにはしゃいでいたという。
パラソルの下で30分ほど雨宿りをすると、雨が止んだので、みんな続々とその場から離れ、夏さんも勤務(wù)に戻ったという。
夏さんは、「翌日朝、友だちがネットで見つけた動(dòng)畫を送ってくれて、ネットユーザーがその様子を撮影していたことを初めて知った」という。ネットユーザーからも、「まるで家族のように、しゃべったり、笑ったりしている。一緒に雨宿りをしている様子は、最も幸せそうな『家族寫真』みたい!」や「ドラマに出て來る一家団欒のシーンにそっくり」といったコメントが寄せられている。
そして、「千廝門大橋で勤務(wù)している際、観光客が橋の上から景色を眺めたり、寫真を撮影したりして、楽しそうにしているのを見ると、自分の生まれ故郷がこんなにたくさんの人に愛されていのだと、とても誇らしくなるし、うれしさで胸がいっぱいになる」と夏さん。
なかにはミネラルウォーターや焼きソーセージをくれようとする観光客もいるといい、「勤務(wù)中なので受け取ることはできないけれど、とてもほっこりとした気持ちになる」のだという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月7日
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