女性が罹るがんで最も多い「乳がん」の原因は何なのだろうか？中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)の乳がん治療規(guī)範(fàn)編纂に攜わった廖寧教授は18日、上海で取材に応じ、「中國(guó)の女性の乳がんの原因の中で最も多いのが運(yùn)動(dòng)不足。さまざまな原因により、中國(guó)の多くの女性は運(yùn)動(dòng)不足になっており、ボディマス指數(shù)（BMI）が基準(zhǔn)を超過(guò)している。次に多い原因は妊娠?出産の高齢化だ。女性が30歳以上で初めて妊娠すると、乳がんのリスクが目に見(jiàn)えて高くなる。その他、エストロゲンの過(guò)剰摂取も乳がんのリスクを高める」と指摘した。

10月は、「乳がん予防月間」で、「ピンクリボン月間」とも呼ばれている。廖教授は、「中國(guó)の女性が罹るがんトップ10のトップが乳がん。がんの死亡率を低下させる最も効果的な方法は早期発見(jiàn)と早期治療だ」とする。

そして、「女性は若い時(shí)から、毎日少なくとも30分から50分ほど運(yùn)動(dòng)するようにしたほうがいい。また、35歳までに一人目の子供を産み、母乳をあげるのが理想的。女性が生殖補(bǔ)助醫(yī)療を受ける場(chǎng)合はまず、乳腺に問(wèn)題がないか検査し、健康狀況を確認(rèn)すべきだ」としている。

さらに、「BRCA1とBRCA2遺伝子は最もよく見(jiàn)られる遺伝性乳がんの原因。中國(guó)の乳がん患者の多くにBRCA2遺伝子を確認(rèn)できる。また、TP53とTBL1遺伝子も中國(guó)の女性乳がん患者によくみられる遺伝性乳がんの主な原因となっている」とし、「女性は女性特有のがんに関係する遺伝子の検査を一度はして、乳がんのリスクを確認(rèn)し、それに合わせた予防を行ったほうがいい」と呼び掛けている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年10月20日