今月17日に発表された「中國(guó)肥満率及び関連の合併癥：成人1580萬(wàn)人対象の橫斷研究リアルワールドスタディ」報(bào)告は、デジタル版「中國(guó)肥満マップ」を描き出している。中國(guó)の過(guò)體重?肥満のBMI（ボディマス指數(shù)）分類(lèi)基準(zhǔn)によると、研究の対象となった成人1580萬(wàn)人のうち、過(guò)體重が34.8％、肥満が14.1％を占めていた。

中國(guó)の男性41.1％が「ビール腹」

報(bào)告の男女別肥満統(tǒng)計(jì)によると、過(guò)體重?肥満は、女性より男性のほうが多く、過(guò)體重の男性の割合は41.1％だったのに対して女性は 27.7％だった。また肥満の男性は18.2％だったのに対して、女性は9.4％だった。

女性より男性のほうが肥満の割合が高い原因は複數(shù)あるが、一般的に生活や仕事からのストレスや精神狀態(tài)などに関係していた。例えば、男性はストレスホルモンが過(guò)剰に分泌されると、インスリン抵抗性が強(qiáng)くなり、腹部周辺の脂肪が蓄積する。そして、お腹がぽっこり出る「ビール腹」を特徴とする內(nèi)臓脂肪型肥満となる。

年齢別で肥満を見(jiàn)ても、過(guò)體重?肥満の割合は男女で異なり、通常、肥満の割合がピークに達(dá)する年齢は女性より男性のほうが若い。具體的には、男性の過(guò)體重率は50‐54歳でピーク値（55‐59歳はほぼ変化なし）に達(dá)するのに対して、女性は65‐69歳にピーク値に達(dá)する。また、肥満率は男性が35-39歳でピーク値に達(dá)するのに対して、女性は70-74歳でピーク値に達(dá)する。

全體的に見(jiàn)ると、最もよく見(jiàn)られる肥満関連の合併癥は脂肪肝で34.9％。以下、境界型糖尿病（27.6％）、血中脂質(zhì)異常（24.9％）、高血圧（17.6％）と続いている。健康的な體重の研究対象者と比べると、過(guò)體重?肥満の対象者の合併癥発生率は目に見(jiàn)えて高くなっていた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月21日