中國科學(xué)院大気物理研究所と新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)気象局からなる科學(xué)調(diào)査隊は22日、崑崙山脈の標(biāo)高5896mの臥竜崗で、多要素自動気象観測所「臥竜崗気象観測所」の建設(shè)に成功した。同観測所は現(xiàn)在、崑崙山脈全體で標(biāo)高が最も高い気象観測所で、これにより、青蔵高原（チベット高原）北部の崑崙山地域階段狀気象観測ネットワークがほぼ完成した。光明日報が伝えた。

臥竜崗は蔵北高原と崑崙山脈の間にあり、西風(fēng)と季節(jié)風(fēng)の2つの大気環(huán)流が交わる主要ルート上に位置する。臥竜崗気象観測所の建設(shè)は、青蔵高原北部崑崙山地域の気象観測データ記録の空白を埋め、観測の盲點を補い、対流圏中層の500ヘクトパスカルの複數(shù)の気象要素値を?qū)g測した。これは高標(biāo)高気象プロセス、気候変動及び崑崙山の獨特な降水の特徴の研究に貴重な気象資料を提供する。

科學(xué)調(diào)査隊は悪天候と高山病を克服し、3ヶ月近くの取り組みを経て臥竜崗気象観測所の建設(shè)と設(shè)備の調(diào)節(jié)を完了し、崑崙山の6000m階段狀の観測を?qū)g現(xiàn)した。同エリアの階段狀観測所の建設(shè)は、崑崙山の獨特な降水の特徴?メカニズムへの認識を深め、予報サービスの精度を持続的に高め、生態(tài)環(huán)境の改善、生態(tài)修復(fù)能力の向上にしっかりした科學(xué)の基礎(chǔ)を提供する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月24日