カンボジア電力公社発電部の部長は、「15年前、カンボジアの電力源の90％は化石燃料だった。1kWh當(dāng)たりの電気料金は1ドルを超え、電気普及率は4％未満だった。今や電力供給の50％以上が再生可能エネルギーで、電気料金は0.1ドル未満だ。全國に電気がついた。このすべてが中國の水力発電のおかげだ」と述べた。新華社が伝えた。

水力発電の総発電設(shè)備容量は6300MWで、水力が占める割合は52％以上……中國は過去4年間で毎年、カンボジアで1ヶ所の水力発電所を稼働させた。カンボジアは新エネルギーの発展で輝かしい成果を収めた。同部長によると、カンボジアは世界で電気化のペースが最も高い國の一つだ。

「グリーンで低炭素、電気で未來を燈す」をテーマとする第24回東アジア?西太平洋電力工業(yè)協(xié)會大會が、10月20-23日に廈門で行われた。50以上の國?地域の來賓が意見交換し、成果を共有した。中國は再生可能エネルギー発展の先端を行く大國として、各國と手を攜えエネルギーのグリーンで低炭素なイノベーションの道を模索している。

世界エネルギー理事會のアンジェラ?ウィルキンソン事務(wù)局長兼CEOは大會のあいさつで、「中國は數(shù)十年にわたる多くの取り組みと資源によりエネルギートランスフォーメーションを?qū)g現(xiàn)し、十?dāng)?shù)億人に恵みをもたらした。中國はダブル炭素（CO２排出量ピークアウト?カーボンニュートラル）の目標(biāo)を打ち出し、約束を果たしつつある。中國の再生可能エネルギーの生産能力は、來年末までに世界の40％を占める見込みだ。これらはすべて非常に驚異的な成果だ」と述べた。

2021年の中國主要発電企業(yè)による非化石エネルギー発電への投資額は5203億元（1元は約20.5円）で、電力源投資総額の88.6％を占めた。22年の中國のクリーンエネルギー発電量は前年比5.3％増の2兆5400億kWh。今年上半期の全國の再生可能エネルギー設(shè)備容量は13億kWを突破し、史上初めて石炭火力発電を上回った……。これら一連のデータは、中國の「グリーン電力」業(yè)界の急成長を物語っている。

ブラジルの広大な平野で、南北を貫く銀色の巨竜のような「電力の高速道路」が、アマゾン川流域のクリーン水力エネルギーを2500km以上離れたブラジル南東部の負(fù)荷センターに輸送している。サンパウロやリオデジャネイロなどの地域の2200萬人の電力消費(fèi)の需要を満たしている。

ここはブラジル?ベロモンテ超高圧直流送電プロジェクトで、19年10月にすべて完成し稼働開始した。これは中國國家電網(wǎng)有限公司の國際協(xié)力のリアルな実踐だ。同プロジェクトは今年6月末までに1780億kWhのクリーン水力エネルギーを輸送している。これは標(biāo)準(zhǔn)石炭使用6400萬トン、二酸化炭素（CO2）排出1億7000萬トンの削減に相當(dāng)する。ブラジルの経済?社會の発展とエネルギーのクリーンで低炭素なトランスフォーメーションを力強(qiáng)く支え、それに寄與している。

「石油の國」として知られるサウジアラビアは、再生可能エネルギーの數(shù)多くの課題に直面している。今やその広大な砂漠で、敷地面積が約52平方kmで総発電設(shè)備容量が約2.6GWの中國能建?ACWAパワー太陽光発電プロジェクトが、建設(shè)中の世界最大の太陽光発電所になる見込みだ。

同プロジェクト責(zé)任者の曾自暢氏は、「プロジェクトは完成後、サウジアラビアのために35年間稼働できる。発電量は約2822億kWhにのぼり、CO2排出約2億4000萬トンの削減に相當(dāng)し、サウジアラビアの砂漠への5億4500萬本の植林にも相當(dāng)する」と述べた。

西アジアから北アフリカに延びるアラブ諸國の大半が砂漠に覆われているが、今や広大な砂漠では多くの「ひまわり」が咲いている。工業(yè)?情報(bào)化部（?。─喂渐单ぅ趣违签`タによると、中國の22年の太陽光発電製品の輸出額は512億ドルを超えた。中國が22年輸出した風(fēng)力?太陽光発電製品は他國のCO2排出量を計(jì)28億3000萬トン減らし、同期の世界の再生可能エネルギーのCO2排出削減量の41％を占めた。

「一帯一路」共同建設(shè)イニシアティブが打ち出されてから10年にわたり、中國が投資?建設(shè)?運(yùn)営するクリーンエネルギープロジェクトが世界各地で花開き、実を結(jié)んだ。新エネルギー発展に中國の知恵、中國の技術(shù)、中國発のソリューションを提供している。中國電力企業(yè)連合會のデータによると、中國の電力企業(yè)は21年以降、一帯一路共同建設(shè)國の新エネルギー投資件數(shù)に占める割合が大幅に上昇し、50％以上を維持している。

シンガポールSPグループ新エネルギー電力網(wǎng)會社の邱秀金社長は、「中國は再生可能エネルギー分野の絶対的な世界的リーダーだ。グリーンで低炭素、電気で未來を燈すことが我々の共同のビジョンだと信じている」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月26日