「中國文化財(cái)返還運(yùn)動(dòng)を進(jìn)める會(huì)」の集會(huì)が東京で開催
日本の有識(shí)者からなる「中國文化財(cái)返還運(yùn)動(dòng)を進(jìn)める會(huì)」は11日、東京で集會(huì)を開催し、日本政府に対して、第二次世界大戦中に日本が中國から略奪した文化財(cái)の返還を進(jìn)めるよう求めた。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
集會(huì)では、日本経済新聞社の編集委員である井上亮氏が講演を行い、中國から略奪され皇居內(nèi)の御府に設(shè)置されている文化財(cái)「鴻臚井の碑」の由來や関連の歴史を紹介した。「御府」は戦爭中、略奪品を収蔵するために用いられ、井上氏は、「日本政府はその歴史を故意にうやむやにしようとしている」と指摘した。
集會(huì)で講演を行う日本経済新聞の編集委員?井上亮氏(撮影?朱晨曦)。
「中國文化財(cái)返還運(yùn)動(dòng)を進(jìn)める會(huì)」の連合代表を務(wù)める、「村山談話を継承し発展させる會(huì)」の藤田高景理事長は集會(huì)で、「日本は戦後、戦爭中の文化財(cái)略奪問題にほぼ觸れてこなかった。日本の政権が保守的で、侵略行為を真剣に反省していないことを反映している」と指摘し、日本政府に対して、戦爭中に中國から略奪した文化財(cái)を返還するよう求めた。
「中國文化財(cái)返還運(yùn)動(dòng)を進(jìn)める會(huì)」の連合代表を務(wù)める、山口大學(xué)の纐纈厚名譽(yù)教授は取材に対して、「世界では、文化財(cái)返還の流れがすでにできているが、日本は中國から略奪した文化財(cái)の返還にほぼ觸れていない。それは、日本が侵略行為を反省し、日中関係を発展させるうえでマイナスの要素となる。日本が歴史を直視し、中國から略奪した文化財(cái)を返還することは、戦爭責(zé)任を反省することにつながる。文化財(cái)返還を通して、『歴史問題の和解』を?qū)g現(xiàn)し、日中関係発展を促進(jìn)してほしい」と指摘した。
「中國文化財(cái)返還運(yùn)動(dòng)を進(jìn)める會(huì)」は、中國の文化財(cái)を返還するよう、日本政府に求め、中日間の「歴史的問題の和解」を?qū)g現(xiàn)し、両國関係の発展を推し進(jìn)めることを目的として立ち上げられた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月13日
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