16日に明らかになったところによると、福建省南平市建陽(yáng)區(qū)水吉鎮(zhèn)に位置する再生稲モデル拠點(diǎn)からこのほど、朗報(bào)が伝わった。中國(guó)工程院院士の康紹忠氏など中國(guó)の有名な専門(mén)家からなる生産量測(cè)定専門(mén)家チームが、福建農(nóng)林大學(xué)が擔(dān)當(dāng)する「優(yōu)良再生稲科學(xué)技術(shù)成果モデル普及」プロジェクトのモデルエリアで生産量測(cè)定と検収を行った。その結(jié)果によると、実際の収穫量は最大で1ムー（約6.7アール）當(dāng)たり606.94kg、平均で1ムー當(dāng)たり551.17kg。これに第1期の1ムー當(dāng)たり767.8kgを加えると、今年の再生稲の生産量は1品種?2期作で1ムー當(dāng)たり1318.97kgという非常に高い生産量となり、中國(guó)のトップレベルになった。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

康氏は、「非常に衝撃的で、再生稲の再生期の生産量がこれほど高いとは予想外だった。全プロセス機(jī)械化再生稲栽培技術(shù)は、農(nóng)村部の労働者不足の問(wèn)題を緩和し、南方地域の稲作エリアで採(cǎi)用すべき稲作モデルだ」と述べた。

従來(lái)的な再生稲の第1期は人の手による?yún)Х偆匾?。労働者移転と人件費(fèi)の高騰につれ、このモデルは農(nóng)家から受け入れられなくなった。一方で、通常の機(jī)械による第1期の稲収穫は稲の切り株を押しつぶしてしまうため、ひこばえ、2回目の出穂、再生期の稲の最終生産量に影響を及ぼす。

「再生稲の全プロセス機(jī)械化は、栽培技術(shù)が高く要求される稲作モデルだ」。林文雄教授は、「農(nóng)家に再生稲栽培技術(shù)を把握させ、大規(guī)模食糧生産者に栽培の自信を取り戻すのを助けるため、福建農(nóng)林大學(xué)のチームは2015年に建陽(yáng)區(qū)農(nóng)業(yè)農(nóng)村局と水吉鎮(zhèn)和平村で1000ムーモデルエリアを建設(shè)し、技術(shù)普及と成果転化を行った。モデル拠點(diǎn)は再生稲栽培の良種?良法を結(jié)び付け、農(nóng)機(jī)と農(nóng)業(yè)技術(shù)の深い融合により、機(jī)械収穫再生稲の発芽率が低く、稲を押しつぶし生産量が減るといった難題を効果的に解決した。再生稲の生産量と品質(zhì)が大幅に上がり、8年連続で1ムー當(dāng)たり生産量1トン超えという目標(biāo)を達(dá)成している」と説明した。

水吉鎮(zhèn)の大規(guī)模生産者の李家壽氏は、「稲作は以前ほど大変ではなくなった。田起こし、施肥、田植え、収穫から乾燥に至るまでという稲作の全プロセス機(jī)械化がほぼ実現(xiàn)した。福建農(nóng)林大學(xué)の科學(xué)技術(shù)チームによる技術(shù)指導(dǎo)のおかげで、再生期の稲の1ムー當(dāng)たり生産量が約300kg増えた。しかも再生稲は米の質(zhì)が優(yōu)れ、口當(dāng)たりが良く、市場(chǎng)での需要に供給が追いついていない。再生期の収穫が終わった後、冬の野菜を植える計(jì)畫(huà)で収益がさらに増える」と述べた。

林氏は、「この技術(shù)は生産量と収穫量を増やすだけでなく、炭素排出量も削減できる」と述べた。試算によると、同技術(shù)を応用した再生稲は一般的な早期?晩期水稲栽培モデルと比べると水の使用量が15.1％少なくなる。稲の単位生産量當(dāng)たりのメタン排出量と二酸化炭素排出量はそれぞれ34.11％、20.40％減り、施肥量は20％減る。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年11月21日