中國では現(xiàn)在、消費(fèi)者が購入した國産自動車の10臺につき6臺が新エネ車となっている。また、歐州市場では消費(fèi)者が購入した新エネ車の10臺につき1臺が中國製となっている。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

新エネ車産業(yè)発展?高度人材育成ハイレベル対話の様子（撮影?劉俊聡）。

このように中國新エネ車産業(yè)の発展が近年、世界の注目を集めている。新エネ車産業(yè)発展?高度人材育成ハイレベル対話が12月6日、広西壯（チワン）族自治區(qū)柳州市で開催された。専門家や學(xué)者が「新エネ車市場の競爭が熾烈になる中、さらに多くのチャンスや新たな競爭の場が作りだされるようになるだろう」との見方を示した。

中國電動自動車百人會の師建華副秘書長は、「中國の新エネ車市場はすでに篩い分けと淘汰の非常に厳しいステージに突入している。完成車販売市場は、激しい競爭を繰り広げているが、それは逆に自動車のアフターマーケット市場に大量のビジネスチャンスをもたらすことになるだろう」との見方を示す。

そして、「新エネ車の保有臺數(shù)は増加していて、楽観視できる動向となっており、中古車市場の規(guī)模も拡大するだろう。その他、新エネ車の修理、メンテナンス、検査、評価、破棄処分、回収といった専門分野でも、大量の雇用が創(chuàng)出されるだろう。新エネ車産業(yè)チェーンは長く、カバー分野が広いため、発展のチャンスと課題の両方が存在する」と指摘する。

清華大學(xué)の車両?モビリティ學(xué)院の許述財(cái)教授は、「スマートコネクテッド技術(shù)が今後、新エネ車市場の新たな競爭の場となるだろう。スマートコネクテッドカーの研究開発と生産は、複數(shù)の産業(yè)が垣根を越えて融合した成果だ。自動車の本體、交通設(shè)備、5G車載ネットワーク（IoV）の下支えが必要となる」としている。

現(xiàn)時點(diǎn)で、蔚來（NIO）や哪吒（NETA）、比亜迪（BYD）といった中國の有名な新エネ車メーカーが、スマートコネクテッド技術(shù)の分野で大量の資金を投じているのも、この「新たなブルーオーシャン」に先頭を切って參入することで、今後、市場における競爭力を効果的に高めることができるとみなしているからだ。

新エネ車産業(yè)が非常に活況になるにつれて、同分野の技術(shù)者が引っ張りだこになっている。12月5日、新エネ車スキルコンテストが柳州市で開催され、中國各地の高等教育機(jī)関から參加した企業(yè)の技術(shù)者や教員、學(xué)生ら約1000人が、新エネ車の軽量化やエレクトリック?コントロール?ユニット技術(shù)などのスキルを競い、切磋琢磨した。

新エネ車が教育産業(yè)を牽引する役割も目に見えて高まっており、中國の高等教育機(jī)関500校以上が新エネ車関連の學(xué)科を開設(shè)しており、就職の前途が非常に明るいため、學(xué)生の間で人気の學(xué)科となっているほか、海外の業(yè)界関係者が知識を深めるために訪れている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月7日