米日関係は他國を標的にし他國の利益を損なうべきではない
外交部(外務省)の11日の定例記者會見で、毛寧報道官が米日首脳會談の中國関連発言について質(zhì)問に答えた。
【記者】日本の岸田文雄首相が訪米中だ。雙方はミサイルシステムの強化や米英豪の安保枠組み「AUKUS」への日本參加の可能性を含め、安全保障関係を拡大して中國に対抗することに焦點を合わせている。また、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)はフィリピンのマルコス大統(tǒng)領(lǐng)を米日比首脳會談に招待した。このことについてコメントは。
【毛報道官】米日は中國側(cè)の重大な懸念を顧みず、臺灣問題や海洋関連問題で中國を中傷し、中國の內(nèi)政に粗暴に干渉し、國際関係の基本準則への重大な違反を犯している。中國はこれに強い不満と斷固たる反対を表明し、すでに関係方面に厳正な申し入れを行った。
米日関係は他國を標的にしたり、他國の利益を損なったりするべきではなく、地域の平和と安定を損なうべきではない。中國は、冷戦思考を抱いて小集団政治を行うやり方に斷固として反対し、対立を作り出し、激化させ、他國の戦略的安全保障と利益を損なう言動に斷固として反対する。
臺灣問題は完全に中國の內(nèi)政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない。臺灣問題において、米日両政府はいずれも中國に厳粛な約束をした。特に日本は、臺灣地區(qū)に対する侵略と植民地支配という重大な歴史的罪責も負っており、特に約束を厳守し、言動を慎むべきである。また、我々は米國に対して、「臺灣獨立」を支持しないというバイデン大統(tǒng)領(lǐng)の約束を行動に移すよう促す。
釣魚島及びその附屬島嶼(日本名?尖閣諸島)は古來中國固有の領(lǐng)土であり、中國の主権を侵害する不法行為に中國は毅然たる対応を取る。中國は南中國海諸島及びその周辺海域に対して爭う余地のない主権を有しており、引き続き対話と協(xié)議を通じて関係當事國と海洋関連の問題を適切に処理し、南中國海の平和と安定を共同で維持することを望んでいる。これと同時に、中國の領(lǐng)土主権と海洋権益の侵害は許さず、自らの合法的権利を守る中國の決意と意志は確固不動たるものだ。
米日が事実と真相を歪曲し、中國の領(lǐng)土主権を深刻に害し、國際法と國際関係の基本準則への重大な違反を犯していることこそが、地域の平和と安定に対する真の脅威だ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月12日
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