浙江省中醫(yī)病院のオンライン病院で今月21日0時(shí)から、夏バテや熱中癥対策に効果的な「烏梅湯」バージョン2の販売が正式に始まった。そして、12時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、24萬袋売れた。購入者の80％以上が20-35歳の若者となっている。その後、午後2時(shí)半には、購入者が殺到したため、病院のサーバーが再びダウンしてしまった。

同オンライン病院の責(zé)任者?葉文怡氏は、「サーバーダウンは想定外。2023年に烏梅湯が爆発的人気となり、オンライン病院で1日に20萬袋売れるという記録を作った。そのため、システムをアップデートしていたからだ」と話す。

浙江省中醫(yī)病院?中醫(yī)內(nèi)科の夏永良?主任醫(yī)師によると、バージョン2の烏梅湯は、「烏梅荷葉飲」とも呼ばれ、「元々の烏梅、甘草、サンザシに、ハスの葉、丹參（タンジン）などの生薬を加えた」という。「烏梅荷葉飲」は、夏バテや熱中癥対策に効果的なほか、血中脂肪を落とす作用もあり、特に、脂質(zhì)異常癥の患者や肥満の人が飲むのに適している。そして、「烏梅湯はほとんどの人が飲むことができるが、消化器官が弱って冷えた狀態(tài)の人は腹下しを起こす可能性があるため、控えたほうがいい。また病人や子供、妊婦、授乳期の女性、高齢者、體が弱い人などは、醫(yī)師の指導(dǎo)に従って服用したほうがいい」と注意を呼びかける。

さらに夏醫(yī)師は、「代茶飲とは、醫(yī)食同源の一種。現(xiàn)代の若者が好んで飲んでいるミルクティーや炭酸飲料と異なり、自分の體質(zhì)に適した中醫(yī)薬の代茶飲を選んで飲んだほうが有益だ。ただ、中醫(yī)薬の代茶飲を選ぶ時(shí)は2つの點(diǎn)に注意したほうがよい。1つは自分の體質(zhì)に合ったものを選ぶことだ。薬であるため、偏性があり、體質(zhì)によってその効果も異なる。2つ目は中醫(yī)薬の代茶飲には薬効があり、體に良いことには変わりないが、薬の代わりにはならない點(diǎn)だ」と注意を促している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月28日