日が暮れた後の景徳鎮(zhèn)の陶渓川クリエイティブマーケット。文化や蕓術(shù)の雰囲気にあふれ、都市に新たな活力をもたらしている。撮影：時(shí)雨

今月26日、江西省景徳鎮(zhèn)市にある陶渓川文化クリエイティブエリアを訪れた。日が暮れるにつれて辺りは賑わいを増し、クリエイティブマーケットは大勢(shì)の人で賑わい、文化や蕓術(shù)の雰囲気にあふれていた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

400以上の露店がずらりと並び、各種陶器のコップや陶器のアクセサリー、陶器の置物などが所狹しと並べられ、店主らが買い物客にそうしたオリジナル商品を熱心に紹介していた。マーケットを訪れた買い物客は歩きながら商品を見(jiàn)て回り、気に入った商品があると足を止めて手に取っていた。

景徳鎮(zhèn)陶瓷大學(xué)の二年生?曹遠(yuǎn)坤さんは、自分の作品である「竜杯」について、「成形、絵付け、釉がけ、本焼きまで全て自分でやっている。今年は辰年なので、干支をテーマにしたコップやお皿はとても人気がある」と生き生きと話してくれた。

陶磁器工場(chǎng)の跡地が今、景徳鎮(zhèn)市の文化的ランドマークとなっている。陶渓川では、1千年以上の歴史を誇る陶磁器文化が現(xiàn)代的なクリエイティビティとうまく融合し、アートの集まる場(chǎng)所となっている。

5月26日、景徳鎮(zhèn)陶渓川クリエイティブマーケットで、足を止めて陶蕓作品を見(jiàn)る買い物客。撮影：時(shí)雨

「店によって陶磁器の作風(fēng)が違うので、1つ買うだけでは満足できず、次々と買ってしまう」。気に入った商品を見(jiàn)つけると、多くの客が迷うことなく購(gòu)入していた。

ライブ配信を始めた出店者も多く、オンラインで商品をPRしている。

露店を出店しているのは、多くが景徳鎮(zhèn)市で陶蕓家になる夢(mèng)を追いかける若者や、現(xiàn)地の大學(xué)に通う大學(xué)生。所狹しと並ぶ陶蕓作品の向こう側(cè)には、若くはつらつとした若者の姿があった。

「陶渓川に來(lái)たお客さんで、手ぶらで帰っていく人は一人もいない」。そう話すのは、「一鹿工作室」というアトリエの創(chuàng)始者で90後(1990年代生まれ)の鍾波さんだ。大學(xué)卒業(yè)後、湖南省から景徳鎮(zhèn)にやって來(lái)てアトリエを立ち上げた。鍾さんは「ほぼ毎週、陶渓川マーケットに來(lái)て商品を販売している。もう8－9年になる」と話す。

5月26日、景徳鎮(zhèn)陶渓川クリエイティブマーケットで、オンラインで商品をPRする出店者。撮影：時(shí)雨

景徳鎮(zhèn)市で陶蕓家になる夢(mèng)を追いかけることが今、ブームになりつつある。景徳鎮(zhèn)には今、陶蕓の夢(mèng)を追う人が6萬(wàn)人以上おり、うち外國(guó)人が約5000人に及ぶ。景徳鎮(zhèn)市にやって來(lái)た人たちが陶蕓家として第一歩を記すのが、この陶渓川マーケットだ。

昨年大學(xué)を卒業(yè)し、同級(jí)生と一緒にアトリエを開(kāi)いた劉松偉さんは、「起業(yè)する若者のために、景徳鎮(zhèn)市は成長(zhǎng)の土壌を整えてくれている。支援政策が私たちの起業(yè)意欲を高めてくれた」と話す。

景徳鎮(zhèn)市で夢(mèng)を追いかけ、葉えることができるよう、景徳鎮(zhèn)市は起業(yè)する人を?qū)澫螭速Y金やルートを提供するなど、各種支援を?qū)g施している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年5月29日