ジャイアントパンダの歩き方、「內股」になる理由は?
人民網日本語版 2024年06月19日13:19
ジャイアントパンダ「福寶(フーバオ)」
ジャイアントパンダは歩行の際に足先が內側に向き、かかとが外側に向いていて、「內股歩き」に見える。これはパンダの體型、骨格、習性、進化の過程と大きく関わっている。
パンダは竹を食べたり、木登りしたりする時に、手足が內側に向いていると竹や木をつかみやすい。これが長期間続くと、手足を內向きにする習性が形成されるため、「內股」で歩くようになった。この特殊な歩行方法によってエネルギー消費を減らすことができ、竹という低カロリーのエサに適応している。
パンダが「內股」になるのは、その骨格や體型とも大きく関係している。パンダは體が大きく、後ろ腳が短く前腳が長い。「內股」で歩くことで體重による骨格へ負擔を減らし、體の重心を前に移し、後ろ腳への負擔を分散させることができる。
また、高い山や険しい地形という環(huán)境の中で生息している野生のパンダにとっては、「內股歩き」は竹林の中を行き來したり走ったりすることに適している。これは、パンダが環(huán)境に適応するための重要な変化の一つでもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年6月19日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn