上海出身の山水畫家?陳翔氏と朱順林氏の作品約50點を展示する「遠山の呼喚——陳翔?朱順林山水畫展」が18日、東京中國文化センターで開幕した。21日までの4日間にわたり開催される。開幕式には千葉県日中友好協(xié)會の石橋清孝會長や日本中國友好協(xié)會の橋本逸男副會長、在日中國企業(yè)協(xié)會の王家馴會長、中國國際航空公司日本?韓國支社の馮力支社長、城西國際大學(xué)大學(xué)院の孫根志華教授など、中日のゲスト約100人が出席した。また鳩山由紀夫元首相や青柳正規(guī)元文化庁長官が祝花を寄せた。人民網(wǎng)が報じた。

展示されている山水畫を鑑賞するゲスト（撮影?許可）。

陳氏は上海市美術(shù)家協(xié)會の副主席を、朱氏は李可染畫院蘇州分院の副院長を務(wù)めており、ここ數(shù)十年の山水畫創(chuàng)作の過程で、それぞれ獨自の作風(fēng)を打ち立てきた。陳氏の山水畫は、木々が青々と茂る山の絵を得意とし、古代の詩人の詩意を描き出し、美しく優(yōu)雅な色使いで、構(gòu)図は落ち著いていて整っており、情緒あふれる作風(fēng)を重視し、見る人をほのぼのとした、懐かしい気持ちにさせ、非常に味わい深い。一方の朱氏は水墨による山水畫を得意とし、禪味あふれ、細やかな筆致で、古木が茂った山が連なる景色を生き生きと描き出している。

挨拶する千葉県日中友好協(xié)會の石橋清孝會長（撮影?許可）。

開幕式では、主催者代表として石橋會長が挨拶し、「今回の山水畫展が日中の相互信頼に対する理解を深め、両國の蕓術(shù)家が親睦を深め、日中の平和で友好的な関係がさらに発展しすることを願っている」と語った。

挨拶する在日中國企業(yè)協(xié)會の王家馴會長（撮影?許可）。

王會長は挨拶の中で、「中日文化交流イベントである今回の山水畫展は、中國の伝統(tǒng)文化をPRし、中國の物語を発信するうえで、非常に意義深い。當協(xié)會は発足以來、両國の経済、貿(mào)易、金融などの発展、及び友好交流の面で、多大な貢獻をし、日本社會において高く評価されてきた。今後も、皆さんと手を攜えて、両國関係を改善するために共に貢獻していきたい」と語った。

挨拶する上海市美術(shù)家協(xié)會の陳翔副主席（撮影?許可）。

陳氏は挨拶の中で、「中日の絵畫には深い歴史的根源があり、両國の人々の人と自然の関係に対する理解は似通っている。今回の山水畫展を通して、相互理解と親睦がさらに深まり、交流と相互參考が促進されることを願っている」と語った。

挨拶する李可染畫院蘇州分院の朱順林副院長（撮影?許可）。

會場で絵を描く陳翔氏と朱順林氏（撮影?許可）。

朱氏は、「一衣帯水の隣國である中國と日本には、交流と相互參考の強固な基礎(chǔ)がある。水墨畫や禪意畫を代表とする伝統(tǒng)的な中國畫は、日本にも大きな影響を與えている。一方、現(xiàn)代中國畫は日本から啓発を受けている。今回の山水畫展を通して、日本の畫家と交流し、學(xué)び合い、両國の民間友好交流のために、微力を盡くしたい」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月21日