浙江省紹興市越城區(qū)東湖景勝地で、烏蓬船レースに參加するため舟を漕ぐ船頭たち（9月27日撮影?馬寧）。

浙江省紹興市にある浙東運河越城區(qū)間で9月27日、伝統(tǒng)的な苫舟である「烏蓬船」のレースが行われた。レースには船頭75人が參加。船頭たちは紺色の伝統(tǒng)的なデザインの上著を著て、頭には「烏氈帽」と呼ばれる黒の三角帽をかぶり、足で櫂を漕ぎ、手で櫓を操っていた。烏蓬船75艘は紹興東湖景勝地を出発すると、浙東古運河に沿って漕ぎ進み、ゴールとなった八字橋を目指した。新華網(wǎng)が伝えた。

悠久の歴史を誇る烏蓬船は紹興ならではの水上交通手段で、レースが行われた浙東運河は中國大運河における重要な構成部分となっている。水郷として知られる紹興は、烏蓬船レースという特別なイベントを通じて、中華人民共和國成立75周年と中國大運河の世界遺産登録成功10周年を祝った。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月30日