9日に撮影された建設(shè)中の江門ニュートリノ実験中心検出器。

中國科學(xué)院高エネルギー物理研究所が11日に明らかにしたところによると、中國の重要科學(xué)技術(shù)インフラである江門ニュートリノ実験の建設(shè)が総仕上げの段階に入っている。検出器のメイン裝置がほぼ完成し、11月末にすべての設(shè)置任務(wù)が完了するとともに、超純水と液體シンチレータの充填を開始し、2025年8月に正式に稼働しデータを取得する見込みだ。新華社が伝えた。

江門ニュートリノ実験の中核検出裝置は、地下700mに位置する液體シンチレータ検出器だ。検出器は地下実験ホールの深さ44mのプールの中央に置かれており、直徑41.1mのステンレス製格子シェルは検出器を支えるメイン構(gòu)造だ。直徑35.4mの有機(jī)ガラス球、2萬トンの液體シンチレータ、2萬本の20インチ光電子増倍管、2萬5000本の3インチ光電子増倍管、電気ケーブル、防磁コイル、遮光ボードなどの大量の検出器部品を支えられる。すべての設(shè)置作業(yè)が完了した後、科學(xué)研究者はアクリルボールを液體シンチレータに入れ、検出器が置かれたプールに検出器全體が完全に埋沒するまで超純水を注入した後、ニュートリノ検出を開始する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年10月14日