中國(guó)のコーチ（手前）から指導(dǎo)を受けるペルーの青年4人。一番左がアルフレドさん。

10月下旬、在ペルー中國(guó)大使館と広東省帰國(guó)華僑聯(lián)合會(huì)のサポートの下、中華通恵総局（SOCIEDAD CENTRAL DE BENEFICENCIA CHINA，TON HUY CHONG KOC）に所屬する獅子舞チームから、アルフレドさんら青年4人が獅子舞のスキルアップのためにはるばる中國(guó)にやって來(lái)た。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

「子供の頃から武術(shù)や獅子舞を練習(xí)」

「獅子舞の演者は、自分の頭を獅子頭の中に入れている。顔を出さずに周りの様子をはっきり知る秘訣は、視線と獅子の顎を平行にすること」。10月25日、広州體育學(xué)院では、同校の龍舞?獅子舞代表チームのコーチを務(wù)める武術(shù)學(xué)院の陳暁丹準(zhǔn)教授が、獅子舞のコツを丁寧にレクチャーしていた。その隣では、同校の蘇翹斌教員が通訳を務(wù)め、ペルーから來(lái)た青年たちは真剣な目つきでそれを聞いていた。

右手で棒を摑んで獅子頭を上にあげ、左手の親指と人差し指で棒を握り、他の3本の指で獅子の口の動(dòng)きをコントロールする。アルフレドさんはすぐにコツを摑み、「視線を少し下に下げると、しっくりくる。今までの悩みが解決した」と話していた。

ペルーで獅子舞を披露し、多くの観客を魅了するペルー中華通恵総局の獅子舞チーム。

ペルー中華通恵総局の獅子舞チームはペルー最大規(guī)模の獅子舞チームで、9歳から55歳までのペルー人や現(xiàn)地の華僑など200人以上のメンバーが所屬している。ペルーで開(kāi)催される盛大な祝典や國(guó)際文化フェスティバルでは、獅子舞のパフォーマンスをよく見(jiàn)かける。ペルーは華人が最も早くに移住し、その人數(shù)が最も多いラテンアメリカの國(guó)の一つで、龍舞や獅子舞を代表とする中華の優(yōu)れた伝統(tǒng)文化はペルー人にも華僑華人にも愛(ài)されており、ペルーと中國(guó)の友好が人々の心にしっかりと刻まれている。

今回の中國(guó)訪問(wèn)を、アルフレドさんは首を長(zhǎng)くして待っていた。彼の曽祖父は中國(guó)人で、海を渡ってはるばるペルーへ行き、そこで暮らすようになってからも、祖國(guó)に対する思いを忘れることはなかった?！钢腥A文化は僕に大きな影響を與えた。子供の頃から武術(shù)や獅子舞の練習(xí)をしていた」と話す彼は、ついに曽祖父がいつも話していた故郷の土を踏み、なぜか懐かしさを感じたという。獅子舞の練習(xí)にもいつもよりさらに身が入っていた。

陳準(zhǔn)教授は、「彼らは體力もあるし、基礎(chǔ)もしっかりしている。でも、動(dòng)きの力加減や角度に少し問(wèn)題がある」と評(píng)価し、手取り足取り、丁寧に、我慢強(qiáng)くレクチャーしていた。

アルフレドさんらと共に中國(guó)にやって來(lái)たペルー中華通恵総局の鄧振棠理事は、「4人が中國(guó)に來(lái)るのは初めて。これはとても貴重な経験だ。中華文化だけでなく、中國(guó)の今と未來(lái)を體感できる」と話す。

アルフレドさんは、「中國(guó)は現(xiàn)代化に向け発展しているほか、奧深い伝統(tǒng)文化もある。それらが人々の日常生活にうまく溶け込んでおり、とても素晴らしい」と話す。

アルフレドさんは街中を歩いている時(shí)に、美しいハンドメイドの獅子頭を気に入り、ペルーの青年4人は1人1つずつ購(gòu)入していた。彼らは帰國(guó)後、ペルーでこれまでとは違った獅子舞を披露できるのを楽しみにしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年11月14日