ネットユーザー7割が「選択恐怖癥」 (2)
41人中「迷わない」はわずか3人
「どうしても決められない」ということがあるだろうか?筆者がチャットソフト「QQ」や「微博(ウェイボー?ミニブログ)」を使って41人を?qū)澫螭苏{(diào)査したところ、28人が「選択恐怖癥」で、選択に困ることがしょっちゅうあると答えた。また、10人も「その傾向がある」とし、選択に困ることが時々あると答え、「選択に困ったことはほとんどない」と答えたのはわずか3人だった。
あるネットユーザーは、「注文をしなくてもいいレストランがなぜ流行っているか分かった。武漢市には武俠風(fēng)のレストランがあり、入店するとすぐに料理が運(yùn)ばれてくる。注文に悩まずにすみ、シンプル」としている?!高x択恐怖癥」と答えた回答者のほとんどが女性だった。
選択恐怖癥になりやすい人
武漢市の心理専門家?張暁氏は、「同じ問題であっても、ある人は簡単に決定が下せるのに対し、別の人はなかなか決定できない。選択に困る人は往往にして、苦痛や心理的ストレスを抱えている」とし、選択恐怖癥になりやすい人として、以下の4タイプを挙げた。
1、完璧主義者。何事にも完璧を求め、決定に多くの意義を加える。そのため、気軽に選択できなくなる。
2、獨(dú)立の意志に欠けていたり、責(zé)任を負(fù)うのをためらったりする人。過保護(hù)の親に育てられた子供は獨(dú)立心が薄く、大人になっても自分で決定するのをためらうようになる。また、表面的なことにしか注意を向けない親に育てられた子供は、責(zé)任を負(fù)うのを怖がるようになる。
3、選択肢が多すぎる人。選択肢が多すぎると、選択を難しくする。
4、自信がなく、他の人にどのように見られるかを気にし、他の人の見方で支えてもらう必要がある人。
では、どのように「選択恐怖癥」を克服すればいいのだろう。張氏は、まず、上記のタイプの人を否定するのではなく、認(rèn)めてあげることを挙げる。そうしなければ、問題がさらに深刻化する可能性もある。次に、心理學(xué)上の「自問自答」療法を勧めている。例えば、「どうして出世をあきらめるのか?なぜなら、子供を生むから」という具合だ。どうしても決められないという場合は、自分の感覚に任せればいい。そして、「家庭の教育と関係がある。自分の子供が成長した後、選択に悩まないことを望むのであれば、早くから子供が自分で決定を下すよう導(dǎo)く必要がある」とアドバイスしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月17日