北京市長安街の復(fù)興門から建國門に至る?yún)^(qū)間で8日、沿道のガードレールが金色の真新しいものに交換された。新しいガードレールにデザインされた蓮の花は、ドライバーの運(yùn)気を高めるお守りのような存在だ。このガードレールを製造した北重集団の擔(dān)當(dāng)者は、「蓮の花は、ガードレールの飾りに過ぎない。だが、その蓮の花は、橫から見ても上から見ても大変快く感じる場(chǎng)所に意図的にはめ込まれており、運(yùn)転中に蓮の花が立體的に見えるよう設(shè)計(jì)されている」と話した。北京青年報(bào)が伝えた。

　以前取り付けられたごく普通の白いガードレールとは異なり、新しいガードレールには、自動(dòng)車業(yè)界で用いられるフッ素樹脂塗裝技術(shù)によって金色の樹脂が吹き付けられており、強(qiáng)度と耐腐食性が高いという特徴を備えている。また、このような塗裝技術(shù)は、ガードレール全體の雰囲気をいっそう高めるのに効果がある。さらに、新しいガードレールは自動(dòng)車衝突実験にも合格しており、もし事故が発生して車がガードレールに衝突した場(chǎng)合、ガードレールが自動(dòng)的に衝撃を吸収して車を跳ね返し、車が道路外に飛び出すのを防止する。北重集団の擔(dān)當(dāng)者は、「新しいガードレールは一枚100キログラム以上、臺(tái)座の部分は70キログラム以上の重量がある。衝突荷重に対する抵抗力はかなり高い」と指摘した。

　このほか、新しいガードレールの內(nèi)部には、組み込み式のケーブル裝置が備え付けられており、特殊設(shè)計(jì)によって、緊急の場(chǎng)合には人が通れる広場(chǎng)に通じる出口の開閉が可能となっている。広い場(chǎng)所へのルートは、普段は閉鎖されているが、狀況に応じて合理的に人の流れを誘導(dǎo)することが可能となった。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月9日