月収1萬元（約16萬円）以上になる衣料品店を廃業(yè)し、10年にわたり留守児童（出稼ぎに出かけた両親と離れて親戚や祖父母と暮らす子ども）や孤児の教育に攜わり、各家庭を訪問して子どもに勉強(qiáng)を教えている女性がいる。彼女はそれぞれの子どもの學(xué)校での様子や気持ちをきちんと把握しており、彼らの成長(zhǎng)で欠けていた愛を注いでいる。新華社が伝えた。

浙江省臺(tái)州市仙居県下各鎮(zhèn)路北村の王雪娟さん（46）は、數(shù)十人の子どもから「王お母さん」と呼ばれている。彼女の家は農(nóng)村の4階建てで、小さな庭がある?！笘|籬の家」と名づけられたこの留守児童の家を訪れると、40人以上の小中學(xué)生が建物の壁に寄りかかって座り、トタン作りの教室で「弟子規(guī)」を?qū)Wんでいた。

子供たちはいずれも近くの農(nóng)村の留守児童や単身世帯の子ども、孤児だ。週末や休暇になると彼らは「王お母さん」の家にやってくる。王雪娟さんは果物や牛乳などの食品、バトミントンや將棋といった用具を準(zhǔn)備し、彼らのために晝食と夕食を作り、「弟子規(guī)」を教えている。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月10日