2014年中日青少年交流活動「日本小大使」歓迎會が9日夜、北京の在中國日本國大使館で開かれ、東京、千葉、茨城から訪中した日本の高校生60人と、北京、武漢、蘇州の中國人學(xué)生が一堂に會した。人民網(wǎng)が伝えた。

和田充広日本國公使は、「北京での勤務(wù)は今回が4度目で、前回著任時、當(dāng)時高校生だった息子と彼の友人が北京に旅行に來た。その友人は日本語が流暢な中國人學(xué)生がたくさんいることを知り、大きな刺激を受け、自分も中國語を習(xí)おうと決意し、今北京大學(xué)で留學(xué)している。このことからも、若い頃の異文化體験はその後の人生に大きな影響を與えると思う」と挨拶し、今回のプログラムが參加者にとって意義深いものとなり、活動を通じて多く思い出と友人を作ってもらえればと期待を寄せた。

北京市人民政府外事弁公室の趙會民主任は、「今回の訪中を機に実際の中國の姿を理解し、中國で目にし、耳にし、感じたことを帰國後周囲の人たちに伝えてほしい。そうして中日の友好交流の擔(dān)い手となり、中日両國民相互の理解と誼を深められる小大使になってもらいたい」と日本人高校生たちに期待の言葉を述べた。

今年7月、中國の高校生60人が訪日し、見學(xué)や交流を通じて多くの同世代の日本人と交友関係を深めた。今回は日本の高校生60人が中國の地を訪れることとなり、會場は再會を果たした大きな喜びに包まれた。筑波大學(xué)付屬高校のある在日華僑の生徒は、「今回初めて中國を訪れた。北京の空気は悪いが、北京の壯大さを肌で実感できた。ここでの時間を満喫したい」と述べた。

中日高校生交流活動「中日小大使」はイオングループ1％クラブが2009年から主催している活動で、毎年夏と秋に中日両國の高校生が相互訪問し、交流を深めている。（編集IM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月11日