李克強(qiáng)総理は現(xiàn)地時(shí)間21日午後、ダボスで世界経済フォーラム（WEF）國際ビジネス評議會(huì)代表との対話に臨んだ。新華網(wǎng)が伝えた。

　李総理は中國の改革の重點(diǎn)に関する質(zhì)問に「2015年の中國の主要課題は政府と市場との関係をうまく処理することだ。われわれはさらに踏み込んだ、さらに広範(fàn)な行政認(rèn)可制度改革を行い、市場の活力を一層喚起し、公正な競爭が行われる市場環(huán)境を築く。財(cái)政?稅制と金融の重點(diǎn)分野の改革を推し進(jìn)め、予算を全面的に公開し、公共財(cái)や公共サービスの分野により多くの予算を投じる。金融包摂の発展を後押しし、中小銀行、民営銀行を支援し、多層的資本市場を発展させ、資本市場の発展や直接融資を通じて企業(yè)のレバレッジを徐々に下げる。われわれは引き続き開放型體制を構(gòu)築し、參入前內(nèi)國民待遇とネガティブリスト管理モデルを模索し、サービス業(yè)の対外開放を拡大し、外資の參入規(guī)制を一層緩和する。中國は外國の投資家を歓迎する」と述べた。

　経済リスクへの対策に関する質(zhì)問には「現(xiàn)在、中國の不動(dòng)産市場はやや揺れ動(dòng)いている。だが都市化が著実に進(jìn)んでおり、大きな潛在力がある。中國の不動(dòng)産市場の硬直的需要は長期的なものであるうえ、國內(nèi)の関連業(yè)界と製品供給を先導(dǎo)する。不動(dòng)産市場にある時(shí)期調(diào)整が生じるのも正常なことだ。中國政府は影の銀行（シャドーバンキング）の問題を注視し、相応の措置を講じており、影の銀行を規(guī)制?監(jiān)督の範(fàn)囲內(nèi)に組み込むべく努力している。中國政府には地域的、システム的金融リスクの発生を防ぐ能力がある」と述べた。

　気候変動(dòng)対策に関する質(zhì)問には「中國はすでに2030年前後に二酸化炭素排出量がピークを迎えるようにし、一次エネルギー消費(fèi)に占める非化石エネルギーの割合も20％前後にまで高めることを宣言した。13億の人口を擁する発展途上國である中國にとって、これは非常に困難な努力を要することだ。中國は次の段階でエネルギー消費(fèi)全體に占める化石エネルギー、特に石炭エネルギーの割合を下げるべく努力すると同時(shí)に、クリーンコール技術(shù)の推進(jìn)に努力する。クリーンコール技術(shù)と製品を先進(jìn)國がさらに多く中國に輸出することを希望する。中國は発展途上の大國として、気候変動(dòng)対策、環(huán)境保護(hù)対策を積極的に行う。これは當(dāng)然の責(zé)任だが、『共通だが差異ある責(zé)任』を主張する。われわれはできる事をつくし、発展しつつ保護(hù)し、保護(hù)しつつ発展し、エコ?低炭素の発展の道を歩むが、これには比較的長いプロセスが必要だ」と述べた。

　世界金融市場への融合に関する質(zhì)問には「中國の金融は中國の発展と同様、どんどん開放される。われわれは現(xiàn)在、自らの実力、経験および世界金融市場のニーズに基づき、人民元建て貿(mào)易決済、國境を越えた投資における人民元の使用、オフショア人民元業(yè)務(wù)の発展を秩序良く推し進(jìn)めている。これは中國自身の発展を促進(jìn)し、世界の金融體制と市場の改革?発展に適応すると同時(shí)に、世界の金融體制の安定維持に貢獻(xiàn)するものでもある」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月22日