東京?新宿の歌舞伎町に「MARZ」というライブハウスがある?！窶ARZ」は東京の多くのライブハウスの一つで、ほとんど毎週末に東京の様々なバンドが登場し、深夜0時(shí)の入場から早朝5時(shí)の閉店までライブを行う。詳しく観察すると、ライブを見に訪れるバンドファンはいずれも個(gè)人で訪れているようで、観客たちは靜かに列を作って並び、ファンの間でのおしゃべりなどは少ない。新華網(wǎng)が伝えた。

取材に訪れた夜は5つのバンドがライブを行ったが、1980年代初頭に結(jié)成されたバンドのAUTO－MODや、bulbといった音楽界で有名な日本のビジュアル系バンドも含まれる。

Bulbのchargeeeeeeはヘビメタ専門のドラマーで、愛知県出身。13歳からロックバンドをはじめ、數(shù)多くの曲を作曲してきた。バンド生活ももうじき20年になる彼は既に20枚以上のCDを手がけており、音楽スタイルもポップからヘビメタまで幅広い。

Chargeeeeeeは1980年代末の米國の有名ギタリストMarty Friedmanの「インダストリアル」スタイルで歐州のすべての國で巡演したことがある。現(xiàn)在彼は20世紀(jì)末に日本で最も有名だったビジュアル系バンド「Malice Mizer」のギタリストkoziと共にZIZを再結(jié)成した。

Chargeeeeeeによると、音楽創(chuàng)作を一生涯続けるつもりだが、同時(shí)に舞臺以外の普通の生活では禮儀に気を配り、一般の道徳のモデルになるよう心がけ、普通の人と同じように結(jié)婚して子供を持つといった普通の生活も必要だと語った。

日本では人々は公共の場では話し聲を抑え、近くの人の迷惑にならないようにする。この靜かな國が逆にノイズを「表現(xiàn)の自由」の一つの形式と認(rèn)め、ビジュアル系バンドが大きく発展し、世界の音楽ファンに大きな影響を與えている。

靜かな國の環(huán)境を脅かさないため、東京ではライブは現(xiàn)在、街角ではめったに行われず、一般に防音効果の高い地下のライブハウスで行われることが多い。これら地下のライブハウスを訪れるファンの多くは若者で、サラリーマンも含まれる。ファンはライブのある週末には平日の堅(jiān)苦しいスーツと革靴を脫ぎ捨て、地下の薄暗い空間で日ごろのストレスを発散するのだ。

もっともライブを行うバンドマンの生活は非常に苦しい。彼らはアルバイトで生計(jì)を立てながら、インスピレーションに基づき創(chuàng)作を続けている。資金不足やバンドの頻繁な解散?再結(jié)成などから、ライブハウスで多くのファンを獲得しても、メジャーな音楽界にデビューしても引き続き長期間にわたる淘汰の試練に直面する。このため彼らはパフォーマンスで革新を続け、パンクからニューウェーブへ、インダストリアルと日本の東洋の要素の結(jié)合へ、といったスタイルが見られる。

また米國のR＆Bや英國のクラシカルなロックスタイルと比べて、日本のビジュアル系は聴覚面の音楽やノイズの方法で蕓術(shù)を追求するだけでなく、同時(shí)に視覚的にも濃いメイクや華麗なファッションで死や孤獨(dú)といったテーマを表現(xiàn)している。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月13日