第835回護(hù)送任務(wù)遂行中の中國(guó)海軍第20次護(hù)送艦隊(duì)の「益陽(yáng)」は現(xiàn)地時(shí)間3日未明、海賊と見(jiàn)られる目標(biāo)を排除し、護(hù)送対象船舶の安全を確保した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

　午前2時(shí)半、「益陽(yáng)」のレーダーが艦隊(duì)の右前方15度、距離6.5海里に2群の怪しい小目標(biāo)が急速に接近しているのを発見(jiàn)?！敢骊?yáng)」は直ちに一級(jí)海賊対処配置につき、針路を変えて加速。調(diào)査と阻止を?qū)g施するとともに、安全警戒の徹底を護(hù)送対象船舶に通知した。同時(shí)に特殊部隊(duì)員が飛行甲板上で速やかに配置につき、ヘリコプターも格納庫(kù)から出された。

　記者が暗視鏡で見(jiàn)ると、「益陽(yáng)」の右前方に2隻の母船がそれぞれ4隻のボートを牽引。母船上にはガソリンタンクが複數(shù)積まれており、海賊船と特徴が似ていた?！敢骊?yáng)」は強(qiáng)いサーチライトで、海賊と見(jiàn)られる船に対して警告を行うとともに、接近を阻止した。3時(shí)10分頃、「益陽(yáng)」に排除される形で怪しい目標(biāo)は減速し、針路を変えて船隊(duì)から離れた。

　「益陽(yáng)」の周耀金艦長(zhǎng)によると、アデン灣、ソマリア海域の海賊の活動(dòng)が人目につかないよう夜間に行われることが多くなっている現(xiàn)狀を念頭に、「益陽(yáng)」はレーダー、サーチライトなどの手段を運(yùn)用して夜間警戒を強(qiáng)化して、海賊の襲撃に隨時(shí)対処し、船舶の安全を確保できるようにしている?，F(xiàn)地時(shí)間4日午前、中國(guó)海軍第20次護(hù)送艦隊(duì)の「済南」がオマーン?サラーラ港に到著し、5日間の補(bǔ)給と整備を開(kāi)始した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月5日