陝西省科學技術庁が組織し、陝西省文物局が主宰し、陝西師範大學、陝西省檔案(資料)保護科學研究所、咸陽博物館、漢陽陵博物館が共同実施したプロジェクト「前漢彩色兵馬俑の彩色層ミクロン級亀裂?隙間マイクロ修復および動的検査測定技術」が、科學技術成果の審査を受けた。人民網(wǎng)が伝えた。
同成果により、前漢の彩色兵馬俑の彩色層が剝がれ落ちた直接的な原因が解明された。初めてマイクロ修復?動的検査測定技術を用い、被寫界深度20?5000倍のデジタル顕微鏡、マルチウエイ図形データ伝送?切替システムを使い、ミクロン級の亀裂?隙間の強化を行った。プロジェクトチームが開発した修復材と加速劣化システムは10數(shù)年の自然環(huán)境試験と追跡?観察の結果、強化の効果が良好で安定を維持していることが証明された。
陝西省咸陽市楊家灣で1960年代に、大量の前漢彩色兵馬俑が発見された。緊急発掘調査と整理により、1965體の歩兵俑、583體の騎馬俑、1170枚の盾が見つかった。これは3000體以上の兵馬という陣容であり、中國で初めて発見された大規(guī)模な漢代彩色兵馬俑群だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月15日
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