2000年以上前の戦國時(shí)代、弩は最先端の武器だった。始皇帝の兵馬俑坑の発掘調(diào)査でも、100以上の弩が見つかっている。しかし、このほど出土した弩は、保存狀態(tài)が最高のものだ。
兵馬俑1號坑の第3回発掘調(diào)査チームを率いた申茂盛氏は取材に対し、「今回発見された弩は陶俑が身につけていたもので、この陶俑が使用するためのものだったはずだ。これまでに100以上の弩が見つかっているが、これは保存狀態(tài)が最高で、弦や本體の部分の輪郭が鮮明だ。弦の材料は、動(dòng)物の筋だったと推測できる。本體は青銅製で、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではまだ土の中に埋まっており、整理を終えていない」と話した。
専門家によると、弩は古代に発明され、戦國時(shí)代になると武器として広く活用された。當(dāng)時(shí)の弩の射程距離はどれほどだったのだろうか?兵馬俑博物館元館長、「兵馬俑の父」と呼ばれる袁仲一氏は記者に対して、「強(qiáng)弩の射程距離は最長700?800メートルに達(dá)し、舊ソ連のAK-47自動(dòng)小銃の約400メートルという有効射程の2倍だ。弱弩の有効射程は、約100メートルが一般的だ。兵馬俑で出土した弩がどちらの弩に屬するのかは、まだ明らかになっていない」と述べた。
考古學(xué)者は出土した弩に基づき、當(dāng)時(shí)の様子をうかがい知ることのできる復(fù)元図を作成した。発掘調(diào)査チームは今後、弩の整理を継続する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月20日
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