四川省成都市の市街地に位置する通錦路の建設現(xiàn)場でこのほど、盛唐に建設された園林遺跡が発見された。遺跡からは18基の墓、1つの井戸、8つの灰坑、3本の水路、1つの池が見つかったほか、多くの生活用陶磁器、少數(shù)の仏教関連の石像や建築部材が見つかった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
現(xiàn)場の発掘調(diào)査隊員は、「遺跡の主體は唐および五代十國時代の、園林の人造景観建築群に屬する。隋?唐?五代十國時代に、多くの官僚と貴族が自宅や別荘に池や山を作り、木や花を植え巖を設置した。しかしこの遺跡は唐の浄衆(zhòng)寺(萬仏寺の前身)との間に一定の関連性を持ち、この寺の園林であった可能性が高い」と予想した。
同遺跡の所在地は、歴史的に有名な萬仏寺遺跡の付近に位置する。清朝の光緒年代より、萬仏寺遺跡からは南朝および唐?宋の石の仏像が大量に発見されている。四川省博物館に収蔵されている貴重な南朝の像の多くが、萬仏寺遺跡から発掘された。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月13日
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