三星堆遺跡は四川省広漢市鴨子河の南岸に位置する、中國西南地區(qū)で発見された遺跡のうち最も長く栄えた、文化的な中身が最も豊かな古蜀文化遺跡で、20世紀の人類の最も偉大な考古學(xué)的発見の一つとされている。13日には「北城壁」と思われる城壁が同遺跡で発見され、四方を囲む城壁が全て揃った。1986年には商代の2つの大型祭祀遺跡が発見され、1000點以上の國寶が出土したが、今回はこれに続く重大な発見となった。人民日報が伝えた。
専門家はこれまで同遺跡を祭祀に使われた場所と推測していたが、北城壁の発見により、都市であったとの見方が強まった。専門家は取材に対し、「壁があれば都市があるはずで、古蜀王國の王都であった可能性がある。王がいれば王の墓があるはずで、これが見つかれば世界に再び衝撃をもたらすことになる」と述べた。中國社會科學(xué)院考古研究所の王巍所長は、「昔発見された大型祭祀遺跡からは、美しい大量の器物が出土した。ここが本當に王の墓であれば、すでに発掘されたその後の王の墓から推測すると、ここの発掘の成果には多くの世界を驚かす國寶級の文化財が含まれることになる」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386