日本のパナソニックはオンラインとオフラインをつなぎ、同社製品を?qū)g際に體験できる女性向けビューティラウンジ「クリュスタ」を上海で「複製」し、このほど営業(yè)がスタートした。パナソニック中國法人の松下電器（中國）有限公司によると、今回の動きはオンラインの売り上げを伸ばすとともに、新しいイメージをうち出し、企業(yè)間取引（B2B）事業(yè)の発展を後押しすることが狙いだという。人民網(wǎng)が伝えた。

同公司傘下の松下中國電化住宅設(shè)備機器有限公司の家電営業(yè)販売部門の張凱総経理（社長）は、「ラウンジの開設(shè)は日本での事業(yè)と歩調(diào)を合わせるためだ。パナソニックがこれから日本で開発しうち出す商品は、すぐに上海でも體験できるようになり、最終的にはインターネットプラットフォームで販売される」と話す。

クリュスタ上海店は上海環(huán)球金融センターにあり、日本の東京店や大阪店と雰囲気が似ていて、パナソニックの最新?最先端の輸入製品がそのまま導(dǎo)入されている。ターゲットは女性の消費者だ。日本の店舗と違うのは、上海店では2次元バーコードで商品の詳しい情報を得ることができ、パナソニックのネット店舗と連動してオンライン購入ができることだ。

中國では家電産業(yè)のオンライン売上高が急速に増加しており、パナソニックの家電事業(yè)でも新たな成長が見込める主な重點分野だ。パナソニックは家電事業(yè)を通じてB2B事業(yè)の伸びを達成したい考えで、美容家電などの小型家電市場が重點の一つだ。上海店の様子をみると、ネット通販ルートを通じて美容関連の小型商品を推進強化したいパナソニックの狙いがよくわかる。

パナソニックの現(xiàn)在の売上高8兆円のうち、B2B事業(yè)が75％を占め、これには自動車、住宅、公共インフラ設(shè)備、航空機の映畫?音楽娯楽システムなどが含まれる。だがパナソニックはB2B事業(yè)に特化したわけではなく、企業(yè)?個人間取引（B2C）を通じて同社製品を宣伝し、経営理念を伝え、ブランドイメージを高めたいと考えている。