吉林省西蒙文化教育交流有限公司に西蒙(シモン)という名の外國人バンドがある。このバンドはキルギ人、キューバ人、ウクライナ人により結成されたバンドで、中國各都市の劇場、公園、西洋料理店などで活躍している。キルギス人のボーカル、ユシチェンコ(36)さんはかつて幼稚園の先生で、2人の子供のシングルマザーで、2012年に中國にやってきた?,F(xiàn)在、彼女とボーカルを擔當するもう一人のメンバー、キューバ人のゴンザレス(25)さんと共に長春にある會社の寮の4人部屋に住んでいる。中國での生活に対してユシチェンコさんはとても満足していると感じており「歌を歌うのが好きです。中國の各地で歌を歌うと、中國人はとても暖かくてフレンドリーです。將來的には2人の子供を中國に呼び寄せ、學校へ行かせ仕事に就かせたい」と話す。西蒙のドラマーでキューバ人のマダロ(30)さんは2年前、妻と共に中國に働きにきた。彼は1回リハーサルをした後インタビューに応じ「キューバと比べ中國はチャンスが多い。言葉や食べ物、生活習慣は全く違うが、中國文化に親しんできていると感じている」と語った。マダロはほぼ毎晩8時に公演があり、家を出る前には妻と臺所に立ち豚レバー、トマト、ピーマンなどを使って簡単な料理を作る。彼は「私達はここが好きです。まさに第二の家です」という。會社は毎月、「家族の日」があり、異國の地で働く従業(yè)員が一堂に集い、バーベキューやビールを楽しむ。バンドのギター擔當のエフゲニーさんとサックス擔當のエフゲニーさんは共にウクライナ出身だ。彼らは中國での生活を十分楽しんでおり、將來への期待に満ちている。吉林省西蒙文化教育交流有限公司の創(chuàng)始者である張孝波氏によると、社會経済の持続的発展に伴い、中國の文化市場は両手を広げ「外國の友人」が來るのを歓迎しているとし、「我々は一つのプラットフォームを作った。中國の観衆(zhòng)はこのプラットフォームを通して海外の演蕓を楽しめる。外國人アーティストも自己表現(xiàn)しながら生活を変えていくと中國を理解でき、中國をPRできるだろう」と話す。新華網(wǎng)が伝えた。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月10日
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