李克強(qiáng)総理は1日夜、要請に応じて、第6回中日韓首脳會議に出席した日本の安倍晉三首相とソウルで會談した。人民日報が伝えた。

　李総理は「中日はアジアと世界に重要な影響力を持つ國だ。過去數(shù)年間、中日関係は回り道をした。この原因を日本側(cè)はよく分っている。この深い教訓(xùn)は真剣に総括する必要がある。昨年末以來、雙方の共同努力の下、両國関係は徐々に膠著狀態(tài)を抜け出し、回復(fù)基調(diào)を維持している。だが同時に両國関係の敏感性、複雑性は依然際立ち、正常な発展の道に戻るのはなお任重くして道遠(yuǎn)しだ」と指摘。雙方が重點(diǎn)的に成し遂げるべきこととして、以下を挙げた。

　（１）両國関係の大きな方向性をしっかりと把握する。中國側(cè)は中日間の4つの基本文書の原則と精神に従い、昨年雙方が発表した4つの原則的共通認(rèn)識を全面的に実行に移し、歴史を鑑として未來に向かう精神に基づき、引き続き中日の戦略的互恵関係を推進(jìn)することを主張する。日本側(cè)が前向きな対中政策を遂行し、中國側(cè)と同じ方向に向かい、両國関係の持続的な安定?改善を推進(jìn)することを希望する。

?。ǎ玻┟舾肖蕟栴}を適切に処理?コントロールする。歴史問題は中日関係の政治的な基礎(chǔ)と13億中國國民の感情に関わる。日本側(cè)がその高度な敏感性を十分に認(rèn)識し、これまでの厳粛な約束をしっかりと順守し、歴史を真に直視し、反省し、責(zé)任ある姿勢で問題をしっかりと処理することを希望する。

?。ǎ常┫嗷バ蓬mを培う。雙方は中日間の第4の基本文書の両國の「互いに協(xié)力パートナーとして、互いに脅威とならない」「相手國の平和的発展を互いに支持する」を確実に実行するべきだ。中國は揺るがずに平和的発展路線を歩む。日本が引き続き平和的発展の方向に沿い、軍事?安全保障分野でアジア近隣諸國の懸念を尊重し、地域の平和?安定に寄與することを行うよう希望する。

　（４）実務(wù)交流?協(xié)力を深化する。中日は世界第2、第3の経済大國であり、世界経済の回復(fù)力が乏しい中、マクロ経済政策の意思疎通を強(qiáng)化し、試練に共同対処する必要がある。

　安倍首相は「日中両國は地域の平和?安定と世界経済の発展に対して責(zé)任があり、共に貢獻(xiàn)するべきだ。私は日中間の4つの基本文書の原則に揺るがず従い、日中戦略的互恵関係の構(gòu)築という基本構(gòu)想に沿って、日中関係を一層改善、発展させたい。日本は第2次大戦の深い反省に立って引き続き平和的発展の路線を歩み、専守防衛(wèi)政策を堅(jiān)持する。中國経済の発展は世界が注目しており、日本経済の発展にとって大変重要だ。世界の主要エコノミーである日中両國の経済関係強(qiáng)化は大変重要だ。金融、省エネ、環(huán)境保護(hù)分野で両國の協(xié)力を一層強(qiáng)化したい」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月2日