「1、2、開いて、また戻して…」このほど、浙江省杭州市の蕭山巡回特殊警察大隊(duì)が以前とは違う訓(xùn)練を開始した。木の杭、対戦、動(dòng)作の分解それぞれにおいて隊(duì)員たちは詠春拳の練習(xí)を始めた。浙江在線が3月20日付で伝えた。

最近、映畫「葉問3（邦題：イップマン3）」の影響で再び詠春拳の人気に火が付いた。これは一種の內(nèi)家拳法で全身を使って近距離で行う武術(shù)であり、中國拳術(shù)においての南拳の1つでもある。実戦力、次々と変わる形、俊敏で柔軟なパンチ力、短橋窄馬（典型的な拳術(shù)の形）、寸勁などが主なポイントだ。

「國外において詠春拳は特殊兵の必須科目の1つなので。我々警察隊(duì)もこの伝統(tǒng)武術(shù)を?qū)Wび、防衛(wèi)力を強(qiáng)化しなければいけない」として、蕭山巡回特殊警察大隊(duì)は蕭山の武術(shù)館から詠春拳のコーチ鐘義氏を招き指導(dǎo)を仰いだ。鐘コーチは、「特殊警察の主な訓(xùn)練の內(nèi)容は格闘技、レスリング、ボクシングなどパワースタイルの武術(shù)が中心になっている。私が教える詠春拳は護(hù)身術(shù)の技法をとても重んじている」と話す。

2時(shí)間近くにわたる訓(xùn)練で隊(duì)員たちは詠春拳の実踐と警務(wù)スキルをミックスさせた演習(xí)を行なった。彼らが、「非常に実用的でなので、詠春拳の訓(xùn)練を継続させていき、新たなスキルを身に付け防衛(wèi)力を高め、杭州で開催される予定のG20首脳會(huì)議に備える」と語る。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月21日