1980年代生まれにとって、耳になじんだ目の體操のリズムには、何世代もの記憶がつまっている。「目の體操第1弾」は1982年から全國の小中高校で取り入れられている。浙江在線が伝えた。

浙江省杭州市下沙地區(qū)にある啓源小學(xué)校はこのほど大膽な変革を行い、今學(xué)期から別の體操を取り入れている。午後2時(shí)間目のチャイムが鳴ると、子ども達(dá)が目を大きく見開いたり、眼球を指の動(dòng)きに合わせてあちこち動(dòng)かしたりする様子がみられる。

同校の道徳體育処の教員の譚超さんは、「伝統(tǒng)的な目の體操ではツボ押しを重視していたが、子ども達(dá)の多くはツボを正確に押すことができず、それほど効果が上がらなかった。また衛(wèi)生という點(diǎn)を考えると、子ども達(dá)は學(xué)校で手を使うことが多く、手にくっついた細(xì)菌が視力低下の大きな原因になっていた。啓源小學(xué)校は開校當(dāng)初から、教員が子ども達(dá)の視力を保護(hù)することを特に重視している」と話す。

同校で採用された新しい體操は「多次元視覚訓(xùn)練」と呼ばれる。眼球を動(dòng)かすことで、目の筋肉を鍛え、脳の神経伝達(dá)機(jī)能を増強(qiáng)するというもので、近視の改善に効果があるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月11日