17日午後、北京國(guó)際映畫祭の「日本映畫週間」のオープニングセレモニーが萬(wàn)達(dá)國(guó)際映畫館で開催。在中國(guó)日本大使館も歓迎パーティを行い、木寺昌人?駐中國(guó)大使や中國(guó)國(guó)家新聞出版ラジオ映畫テレビ総局の欒國(guó)志?ドラマ副局長(zhǎng)、映畫「亂」のプロデューサー熊田雅彥、人気女優(yōu)?原田美枝子、映畫「虎影」の西村喜廣監(jiān)督、主演の俳優(yōu)?斎藤工など、中日の要人、映畫監(jiān)督、役者などが參加した。第81回アカデミー賞外國(guó)語(yǔ)映畫賞を受賞した「おくりびと」のメガホンを握った滝田洋二郎監(jiān)督も特別ゲストとして出席した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

木寺大使は挨拶の中で、「今日、これほど多くの日中の映畫人が集まったのを見て、とてもうれしく感じる。各出席者の第一線での努力は、今の日中関係において大きな役割を果たしている」とし、日中交流の歴史において映畫が果たしてきた役割について、「1978年10月、日中友好條約が締結(jié)したのを機(jī)に、中國(guó)の主要な7都市で日本映畫週間が開催され、『君よ噴怒の河を渉れ』など3作品が上映。日中の多くの國(guó)民が感動(dòng)した。その後、両國(guó)の映畫交流は、さまざまな機(jī)會(huì)に展開されてきた。近年、日中の映畫交流は過去ほどの勢(shì)いはないものの、昨年、中國(guó)で俳優(yōu)?高倉(cāng)健を追悼して『君よ、噴怒の河を渉れ』などの作品が上映され、當(dāng)時(shí)の感動(dòng)が多くの人の心によみがえった」と指摘。今回も「日本映畫週間」が盛大に開催されるため、「日中の映畫交流は再び活発になっていると確信している」と述べた。

欒副局長(zhǎng)は、「今回の日本映畫週間は11回目。11年間成功裏に開催され、両國(guó)の映畫人の交流や両國(guó)の國(guó)民の相互理解、友情を促進(jìn)する點(diǎn)で、大きな役割を果たしてきた。今年10月に東京で開催される第11回中國(guó)映畫週間が成功することを祈っている」と語(yǔ)った。

北京映畫祭で審査委員を務(wù)める滝田監(jiān)督もパーティに參加し、祝杯の言葉を述べた。第81回アカデミー賞外國(guó)語(yǔ)映畫賞を受賞した「おくりびと」のメガホンを握った滝田監(jiān)督は、「私自身、張蕓謀（チャン?イーモウ）監(jiān)督を代表とする中國(guó)の第五世代映畫監(jiān)督の影響を大きく受けた。彼らの作品の力ある表現(xiàn)力や映畫に盛り込まれている普遍的価値観に感銘を受けた。そのような中國(guó)の人と共に映畫を製作したい」と語(yǔ)った。

今回の日本映畫週間では、亡き黒澤明監(jiān)督の名作「亂」が中國(guó)で初めて上映される。主演の原田美枝子は、「初めて北京を訪問した。今後、中國(guó)を訪問する機(jī)會(huì)が増え、中國(guó)の映畫人と仕事ができることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。日本映畫週間で上映される「虎影」で主演を務(wù)めている斎藤工は、「中國(guó)映畫は日本で非常に注目されている。自分の周りの友人の多くも中國(guó)映畫をたくさん見たいと感じている。同様に、中國(guó)の映畫館で日本の映畫を楽しめる機(jī)會(huì)も多いとは言えない。中日両國(guó)において、映畫がさまざまな溝を乗り越え、新たな架け橋となることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った?！富⒂啊工挝鞔灞O(jiān)督は、「映畫に國(guó)境はない。多くの中國(guó)の方に映畫館で『虎影』を見て、そのおもしろさを感じてもらいたい」と語(yǔ)った。

今回の北京國(guó)際映畫祭の日本映畫週間では、日本映畫8作品が上映され、心溫まる「北京の春」を迎える。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月18日