湖南省の農(nóng)村で生まれ育ち、大學入學で初めて都市に出た中國人青年何江さんが5月26日、ハーバード大學卒業(yè)式の壇上で、同大を卒業(yè)する大學院生の代表としてスピーチを行なった。これはハーバード大學が卒業(yè)生に與える最高の栄譽にあたり、數(shù)萬人の全卒業(yè)生のうち學部生と大學院生から1人ずつ選び、卒業(yè)生代表としてスピーチを行なう。中國日報が伝えた。
ハーバード大學生物學部の博士課程卒業(yè)生の何さんは中國科學技術大學の學部を卒業(yè)した?,F(xiàn)在はMITのポスドクだ。卒業(yè)生代表3人のうちの1人としてスピーチをすることは彼自身にとって挑戦であり、中國人學生の代表として登場することになる。湖南省の農(nóng)村で生まれ育った彼の両親は現(xiàn)地の農(nóng)家を営んでおり、家庭の経済的事情は普通だった。
彼は、「ハーバード大學で學んだ期間、私は科學技術の知識がこんなにも簡単に人間の生活の質(zhì)を向上できることを見てきた。助けが必要な人に學んだ知識を提供することが非常に大切だ」と話す。
また何さんは取材に対し、「現(xiàn)在、田舎ではだんだんと勉強不要論が流行しており、貧しい村は優(yōu)秀な人材を輩出しにくいとしている。このような考え方は非常にやるせない思いがする。教育は一人の人生の道を変えることができ、1つの世界から異なるもう一つの世界へと連れて行ってくれる。私は自分の今までの経験がまだ途上にある學生の勵みになり、彼らに確たる希望を持たせることを願っている」と続ける。
ハーバード大學卒業(yè)式のスピーチに思い切って申請する中國人學生は極めて少ない。何さんはスピーチをしたいと思った目的は米國の大學生に中國の聲を屆けたいからだった。しかし彼はこれまで登録する勇気はなく、教授が「できると思えば試してみること。恥をさらすことは何もない」と言ってくれたのがきっかけだった。
自分の「農(nóng)村物語」がスピーチのテーマとしてふさわしいと考えた何さんは、スピーチで中國醫(yī)學が中國の農(nóng)村で発揮する効力を語り、ハーバード大學で力を注いだ生物光學、物理の専門研究にも言及した?!咐硐祵W生の目線で、科學技術の知識が世間では均等に行きわたっていないことを反映し、自分が研究した科學技術をどのように世界中のより広範囲の地域に伝えていけるかを考えている」と、何さんは話す。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月30日
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