米SF映畫(huà)「JM」では、主演のキアヌ?リーブスが、「洗濯を頼みたい。東京の帝國(guó)ホテルでしてくれるような???」というセリフを話すシーンがある。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

帝國(guó)ホテルのランドリーサービスのスタッフの間では、ニューヨークから來(lái)る高齢の宿泊客がよく話題になる。その宿泊客は、毎年2回、半年間溜めた山のような洗濯物を持って、帝國(guó)ホテルに泊まりに來(lái)るという。

帝國(guó)ホテルのランドリーサービスは、なぜこれほど人気なのだろう？

皇居にも近い帝國(guó)ホテルは、1890年11月3日に、外國(guó)の賓客をもてなすために設(shè)立され、「迎賓館」の役割を果たしてきた。そして、1910年に、ランドリーサービスを始めた。開(kāi)業(yè)當(dāng)時(shí)、各國(guó)の要人や有名人をゲストとして迎えていたため、ランドリーサービスも「超一流」。世界各國(guó)の民族衣裝からニットの服の模様までもがスタッフの研究対象となっている。

本館の地下にあるランドリー室では、毎日2000點(diǎn)以上の衣類が洗濯されている。スタッフはまず汚れなどを徹底的にチェックし、薬品を使ってそれを軽く落とす。さらにスチームを使って処理し、きれいに汚れを落とす。洗濯中にボタンが取れるということもよくある。そのため、帝國(guó)ホテルのランドリー室には、200種類以上のボタンのほか、いろんな色や材質(zhì)の糸が用意されている。スタッフは外れる可能性があるボタンを、あらかじめ取りはずしておき、アイロンがけが終わった後に縫い付け直す。もしも外れてしまった場(chǎng)合は、予備のボタンを付ける。最初から取れていたボタンは、保管されているボタンの中から、最もよく似たものを選んで付ける。このような超一流の洗濯に、宿泊客は感服しているのだ。

帝國(guó)ホテルが初めて取り入れたのはランドリーサービスだけではない。バイキングも帝國(guó)ホテルから始まった。現(xiàn)在、帝國(guó)ホテルは日本を代表する高級(jí)ホテルとして君臨し、日本のホテル業(yè)の象徴とも言える存在になっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月21日