現(xiàn)在6歳の「七仔（チーザイ）」は非常に珍しい褐色のジャイアントパンダ。このほど秦嶺山脈にある陝西省仏坪ジャイアントパンダ保護(hù)基地で2回目の雨季を無事越えた。體重は基地にやって來た時(shí)の89キロから100キロ以上まで増え、すっかりプクプクのチョコレート色のパンダへと成長(zhǎng)した。七仔は毎日40キロ以上の笹を食べ、健康狀態(tài)も安定しており、體力や野性的な本能においても大きな成長(zhǎng)が見られた。新華社が伝えた。

2015年、仏坪県で60年に1度といわれる「6.29暴雨洪水災(zāi)害」が生じた。そんな中、保護(hù)基地スタッフが全力を盡くしたことで、七仔にとって基地での最初となる雨季を無事乗りきることができた。そして七仔はこのほど無事2回目の雨季を乗り越えたことになる。

今年6歳になる七仔は、母親が普通の白黒のパンダにも関わらず、褐色の毛に覆われたオスパンダとして生まれた。2014年12月、七仔は同省の希少野生動(dòng)物保護(hù)飼育研究センターから仏坪ジャイアントパンダ保護(hù)基地へと移り住んだ。

世界で最初に発見されたパンダ「丹丹（ダンダン）」は1985年に仏坪で見つかり、これまでに世界中で記録が殘っている褐色のパンダは全部で8頭いる。七仔は8番目に発見され、現(xiàn)在生存している唯一の褐色のパンダだ。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月13日