初冬の內(nèi)モンゴル自治區(qū)四子王旗阿木古郎(アモグラン)草原には18日、青々とした空が広がり、有人宇宙船「神舟11號」で任務(wù)に就いていた宇宙飛行士の景海鵬氏と陳冬氏の帰還を待ちわびていた。解放軍報が伝えた。
宇宙飛行士の両名は天宮2號と神舟11號のドッキングからすでに30日間もの間、宇宙空間に滯在した。
13時過ぎ、上空捜索分隊のヘリコプターがゆっくりと上昇を始め、遠くへと飛び立っていった。
13時20分、ヘリコプター前部の救出隊員から「待命空域に到著」のメモを手渡され、帰還モジュールの到著を待つばかり。
13時43分、ヘリコプターの定位裝置が帰還モジュールから発せられた信號を受信。
「あそこだ!あそこだ!」、ヘリコプターの機內(nèi)から誰とも知らず、帰還モジュールを発見した聲があがり、歓喜に包まれる。
13時59分、神舟11號の帰還モジュールが著地に成功し、景海鵬氏と陳冬氏が無事地球に帰還した。
彼らはこの瞬間、その生涯で最も遠い旅程を終え、中國人宇宙飛行士として最長の宇宙滯在期間新記録を達成した。
そして瞬く間にヘリコプター8機が著陸地點周辺に次々に著陸し、一刻も早く飛行士を救出するため、帰還モジュールへと向かった。
「祖國の大地へようこそ!」と神舟11號のハッチを開く栄譽を與えられた李濤捜索隊員が帰還モジュールの宇宙飛行士たちに第一聲の挨拶をすると、著陸現(xiàn)場には大きな拍手があがった。
モジュールのハッチが開かれると、宇宙飛行士救出システム技術(shù)チームの呉元亮チームリーダーがまず船內(nèi)へと入っていった。呉リーダーは宇宙飛行士たちに対し、初歩的な健康狀態(tài)のチェックを行い、彼らに感覚や健康狀態(tài)に関する質(zhì)問を行った。そして呉リーダーから指揮官に「宇宙飛行士の健康狀態(tài)は良好、船外への移動可能」の報告がなされた。
その後、白地の宇宙飛行服を身につけた景海鵬氏と陳冬氏が帰還モジュールから一人ずつ出てきた。彼らはいずれも笑顔を浮かべ、手をふって人々に挨拶した。
この瞬間は永遠に歴史の1ページとして記録されるだろう。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月22日
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