中國の王毅外交部長(外相)は8日の両會記者會見で「國家を指導する國と指導される國とに分けるべきだとは思わない。中國は大國も小國も一律に平等だと一貫して主張している。だが大國はより多くの資源、より大きな能力を持っており、一層の責任を擔い、一層の貢獻をするのが當然であり、『指導』を語るよりも『責任』を重んじるべきだ」と表明した。人民日報が伝えた。
王部長は「國連は現(xiàn)代世界で最も権威と信頼性を備えた政府間國際組織であり、國連憲章の趣旨と原則に基づき、國際問題処理の機能をしっかりと発揮するべきだ。國連安保理常任理事國として、中國は國際平和?安全維持のために果たすべき義務を履行したいと考えている。世界第2の経済大國として、中國は世界経済の成長促進にしかるべき貢獻を果たしたいと考えている。最大の発展途上國として、中國は數(shù)多くの途上國の正當な権益を守るために一層の役割を発揮したいと考えている」と表明した。
現(xiàn)在、中國はすでに世界第2の経済大國、最大の製造業(yè)國、製品貿(mào)易國となっている。中國の発展と世界の前途命運はかつてないほど緊密に結(jié)びついている。2013年3月、中國の習近平國家主席は北京でBRICSメディアの共同インタビューに応じた際、「中國人は愛國主義を重んじると同時に、國際的な視野と度量も備えている。國力のたゆまぬ増強に伴い、中國はできる範囲內(nèi)で一層の國際的な責任と義務を擔い、人類の平和と発展の崇高な事業(yè)に一層の貢獻を果たす」と述べた。
中國の楊潔チ國務委員は以前、人民日報への寄稿「國際的な責任と義務を積極的に擔う」で、國際的な責任と義務を積極的に擔うことは中國の特色ある大國外交にとって當然のことだと表明した。中國の特色ある大國外交の探求と推進に伴い、責任ある大國としての中國の役割は日増しにはっきりと示される。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月9日
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