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2017年11月28日  
 

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「2017日本映畫週間」開幕式に是枝裕和監(jiān)督、広瀬すずら出席 北京市

人民網(wǎng)日本語版 2017年11月28日08:43

日本の文化庁と中國(guó)映畫資料館、北京電影學(xué)院が共催する「日本映畫週間」が25日、北京で開幕した。開幕式には日本文化庁の中岡司次長(zhǎng)や橫井裕駐中國(guó)日本國(guó)大使、國(guó)家新聞國(guó)家新聞出版ラジオ映畫テレビ総局國(guó)際合作司の周継紅司長(zhǎng)のほか、是枝裕和監(jiān)督や河合勇人監(jiān)督、山戸結(jié)希監(jiān)督、女優(yōu)の広瀬すずといった日本の映畫人が出席した。

中日交流史において大役を擔(dān)ってきた映畫交流

橫井裕駐中國(guó)日本國(guó)大使は祝辭で「今年は日中國(guó)交正?;?5周年、來年は日中友好條約締結(jié)40周年を迎える節(jié)目の年にあたる。これまで経済?文化?人的交流など様々な分野において、日中両國(guó)の関係は飛躍的に発展してきたが、なかでも映畫は、両國(guó)の交流史において大変大きな役割を果たしてきた」と挨拶。

さらに、「1978年10月の日中友好條約締結(jié)の調(diào)印に際し、中國(guó)の主要7都市で初めて日本映畫週間が開かれた。その際、映畫『君よ憤怒の河を渉れ』を初めとする3作品が上映され、俳優(yōu)の故?高倉(cāng)健氏や、女優(yōu)?中野良子さんの演技が當(dāng)時(shí)の中國(guó)の社會(huì)に新鮮な風(fēng)を送り込み、両國(guó)民の間で幅広く感動(dòng)が共有された。時(shí)を経て、現(xiàn)在の中國(guó)の映畫史上は飛躍的な発展を遂げ、各國(guó)の様々な映畫も広く親しまれている。日本映畫も、昨年は11本、本年は9本が上映されている。昨日からは映畫『君よ憤怒の河を渉れ』のリメイク版である映畫『マンハント(追捕)』の上映も始まり、來月には日中合作映畫『空海―KU-KAI―』の上映が控えている。今回の『映畫週間』もこの流れに更に彩を加えていると思う」とした。

國(guó)家新聞出版ラジオ映畫テレビ総局國(guó)際合作司の周継紅司長(zhǎng)は、「日本映畫週間」は非常に重要な意義があるとし、「中日両國(guó)の映畫人の交流を促し、中國(guó)の観客の日本映畫文化に対する理解を深め、更には両國(guó)の人々が互いに心を通わせる交流になると信じている。同時(shí)に今後より多くの中國(guó)映畫を日本の人々に見てもらう機(jī)會(huì)ができることを期待している」と話した。

オープニング作品「三度目の殺人」舞臺(tái)あいさつ

また開幕式のオープニング作品「三度目の殺人」の上映には是枝裕和監(jiān)督と出演女優(yōu)の広瀬すずが大勢(shì)の中國(guó)人ファンたちの前に登場(chǎng)した。

是枝裕和監(jiān)督は中國(guó)の映畫ファンの間でも人気の高い映畫監(jiān)督。今年4月の第7回北京國(guó)際映畫祭では、是枝裕和監(jiān)督の個(gè)人作品展で映畫8作品のセットチケットが販売開始後わずか46秒で売り切れとなった。

同作品は、福山雅治、役所広司、広瀬すずが主演を務(wù)め、今年のベネチア國(guó)際映畫祭のコンペティション部門にもノミネートされている日本國(guó)內(nèi)外でも高く評(píng)価されている作品。弁護(hù)士の重盛(福山雅治)が殺人の前科を持つ三隅(役所広司)の弁護(hù)士を引き受けたことから広がるストーリーは、接見の度に供述を二転三転させる三隅や、真相を求めて迷宮にはまり込む重盛といったように、真相究明の場(chǎng)とはならない裁判の限界と死刑の是非への思索が描かれている。

本作は是枝裕和監(jiān)督が手がけた初の法廷心理サスペンスで、オリジナル腳本となっている。是枝裕和監(jiān)督は、ある弁護(hù)士とのやり取りの中で、「法廷は真実が明らかになる場(chǎng)ではなく、利害の調(diào)整をする場(chǎng)」という一言が同作品の制作に踏み切ったきっかけになったと語った。そのため同作品は、「真相とは何か」という疑問を終著點(diǎn)としている。

殺人事件のキーパーソンとなる被害者の娘?山中咲江役を演じる広瀬すずは、「海街diary」以來、是枝裕和監(jiān)督と2回目のタッグを組んだ。前作「海街diary」の時(shí)との変化を問われると、「前作では子役扱いで監(jiān)督から口伝いでセリフをもらっていたが、今回は、腳本をもらえたことが大きな変化だった」と語った。また、來年20歳になる広瀬すずは、「是枝裕和監(jiān)督に大人なラブストーリーを撮っていただきたい」と笑顔で話した。

上映終了後にはゲストの2人が再度登壇し、ファンの質(zhì)問に答えるといった交流を行った。

中國(guó)映畫資料館の張旭霞副館長(zhǎng)は、「近い將來映畫『三度目の殺人』を、より多くの視聴者にお屆けする予定だ」と明かした。

中日両國(guó)の映畫人によるシンポジウム開催

「日本映畫週間」では12月10日までの期間中に、北京市だけでなく福建省福州市や四川省成都市で最新の日本映畫10數(shù)作品が上映されるほか、中日両國(guó)の映畫人によるシンポジウムや、中日合作映畫「空海―KU-KAI―」の制作スタッフによるシンポジウム、アニメ映畫「この世界の片隅に」の片渕須直監(jiān)督による體験型講座なども開催される予定。(文:洪東実)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月28日


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