中國の春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)を目前に控え、東京の中國文化センターは24日、一日限定で剪紙(切り絵細工)教室を開催した。文化研究者で剪紙伝統(tǒng)工蕓家の王超鷹さんが剪紙の講座を行った。また、「歓楽春節(jié)-中國剪紙文化展」の開幕式も行われ、同センターの石永菁センター長、在日本中國大使館の陳諍?文化參事官など、中日各界の関係者が出席した。人民網が報じた。
石センター長は挨拶の中で、「王さんは剪紙工蕓家であるだけでなく、文字造型も研究しておられるロゴデザイナー。中國の大手ネットショッピングサイト?淘寶網や多數(shù)の日本企業(yè)のロゴデザインをしてこられた。今回の文化展は當センターが主催する春節(jié)文化シリーズイベントの一環(huán)で、今後も各種イベントが順次開催される」と紹介した。
陳參事官は挨拶の中で、「今日、王さんの講座や展示會を通して、皆さんが中國の春節(jié)の習慣や文化に対する理解を深めることができると信じている。中國では春節(jié)に切り絵を飾りとして窓に貼る習慣がある。今回展示される王さんの作品には、素晴らしい生活を期待する願いが込められている。その願いにより、皆さんに新しい年の幸運をもたらすことを願っている」と語った。
王さんは取材に対して、「私は31年前に日本に留學していた。1995年に大學を卒業(yè)した後、阿里巴巴(アリババ)や網易などのロゴデザインを手掛けた。中國のブランドにとって、最も重要なのは文化的要素を反映させること。剪紙は當初、実質的にはビジュアル的な言語で、アートではなかった。最初、人々は意思の疎通を図るために、手紙の代わりに剪紙を使った。剪紙はまた、中國で最古の絵畫でもある」と説明した。
同文化展では、剪紙の作品1000點以上が展示されている。これほど大規(guī)模な展示は日本で初となる。同展示會は2月2日まで開催されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月25日
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