北京航空航天大學(xué)の「月宮365」実験は26日、2回目の志願者交代を行った。昨年7月9日の初の交代以降、志願者4人は「月宮1號」実験モジュール內(nèi)に200日間連続で滯在した。これによりロシアの科學(xué)研究者による、生物再生?生命保障システム內(nèi)の180日間連続滯在という世界記録を塗り替えた。新華社が伝えた。
「月宮1號」1期には、1つの総合ルームと1つの植物ルームが含まれる。総面積は100平方メートル、総體積は300立方メートルで、3人の生命保障の需要を満たす。総合ルームには居住用の部屋や人員交流と勤務(wù)用の部屋、トイレ、ごみ処理?昆蟲の部屋が含まれる。植物ルームは2部屋に分かれ、各種植物の成長の需要に応じて、環(huán)境條件を個別で制御できる。「月宮1號」初の長期?高度密閉空間集中実験では、志願者は完全に人工で制御された植物ルームで、5種の作物と15種の野菜、1種の果物を栽培してきた。
志願者は食糧、野菜、果物、ミールワームを収穫し、自ら調(diào)理して食べる。総合ルームの人と動物、ごみ処理が生む二酸化炭素は浄化処理された後に植物ルームに送られ、光合成に利用される。植物ルームでは、植物の光合成によって生まれた酸素が浄化処理された総合ルームに送られ、人と動物の呼吸に利用される。またごみ処理に必要な酸素を供給する。植物の蒸発によって生まれた水は浄化後、システムによって微量元素を補充した後、総合ルームに送られ人員の生活用水になる。殘った水は生活排水や尿と共に、植物の栽培に用いられる。こうして閉ループ型の生命保障システムが形成される。
「月宮1號」は2014年5月に、中國初の長期?高度密閉空間集中実験に成功した。その実験は105日間続き、密閉度は97%に達(dá)した。100%の酸素と水、55%の食物の循環(huán)?再生を?qū)g現(xiàn)。これは中國の宇宙ステーションの設(shè)計に、重要な実験データを提供した。
アップグレード後の「月宮1號」は、1つの総合ルームと2つの植物ルームからなる。総面積は150平方メートル、総體積は500立方メートル。4人が必要とするすべての酸素と水、大半の食物をシステム內(nèi)で循環(huán)?再生できる。
◆志願者の室內(nèi)での作業(yè)?生活環(huán)境は?
情報によると、室內(nèi)活動は主に科學(xué)研究、日常的な作業(yè)、生活の3つに分かれる。彼らは科學(xué)研究で毎週、アンケートに3回(毎回2人)回答し、サンプル(唾液、尿、便)を3回回収する。毎日體重?體溫?血圧などの健康指標(biāo)を測定する。體重以外は朝晩に1回ずつ測定し、正確に記録する。
作業(yè)については、植物栽培計畫に基づき、小麥などを毎週3回収穫する。尿の処理や植物の栄養(yǎng)液の補充など、作業(yè)が分擔(dān)される。
彼らの室內(nèi)生活は、食事や娯楽、自由時間、休憩など、毎日ほぼ同じだが、生活は充実しており、ネット接続、SNS投稿、動畫鑑賞、ダーツなどを楽しめる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月29日
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