新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)のタクラマカン砂漠は中國(guó)で最大規(guī)模を誇る砂漠であり、世界においても2番目に大きい流動(dòng)砂漠。1995年にタクラマカン砂漠を走る公道が全線開通した。この公道は世界においても流動(dòng)砂漠を通過(guò)する最長(zhǎng)の公道となっている。北は西気東輸（西部の天然ガスを東部沿岸地域に輸送するプロジェクト）のスタート地點(diǎn)である輪南を起點(diǎn)とし、南は和田地區(qū)民豊県に接しており、その全長(zhǎng)は522キロメートルに及ぶ。新華網(wǎng)が伝えた。

2008年、新疆で2本目となる公道が開通し、424キロにわたってタクラマカン砂漠の西部を通過(guò)し、北部にある阿拉爾（アラル）市から和田地區(qū)和田市にまで達(dá)し、砂漠の北西端にある阿克蘇（アクス）地區(qū)と南西端にある和田地區(qū)をつないでいる。これにより砂漠の中を並行して貫く2本の公道はタクラマカンを3つに分けることで新疆の南北をつなぐ公道の距離を500キロ以上短縮し、新疆の南北をつなぐ輸送ルートの近道となっている。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月14日